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第54回

 メイに目を向けるマキナ。


「おい、まだお前たちの仲間になった覚えはないぞ!」

「そ、そうなのか?」


 たじろぐマキナ。

 そこにミカドは言った。


「でも冷静に考えてください。圧倒的に僕とマキナ様の方が戦力としては優位で、アナタ達には従わない権利はあれど、従わないと拒絶する力はありません。さきほどの戦いでも、スタンガンさえ無ければ僕が勝利しましたしね」

「なんだと、またやるか?」

「よせよせ、ミカド」

「は、はぁ」


 ミカドが戦闘態勢をやめる。


「わしが話を省略しすぎたわい。改めて、交渉したいことがある。シュンとメイ。ワシと一時的でいいから協定を結んでほしい」

「協定?」

「そう。簡単に言うと敵でもなく味方でもなくてよいから、協力してほしいということじゃ」

「なるほどね」

「見てわかるとおり、緊急事態じゃったのもあってかなりの人手不足じゃ。おそらくハチも宝探しよりも先にこのセキュリティロボの作動を止めようとするために、武装で対策などをしているに違いない。生徒相手にここまで厳しい環境を与えるということは、目的が宝探しだというのに、少々スパイスが効きすぎだと思うんじゃ。お主たちも感じているとは思うが」

「確かにな、ゲームになってねえ」

「おそらくミカドのような存在や、シュンのような戦闘力が高い人間が生き残っていることも想定しているんじゃろう」

「ふむふむ、わかった。メイはどう思う?」


 考え込むメイ。

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