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第51回
情報?
「例えば?」
「わしの推測では、この島から人が出ようとしない謎の現象、もしかしたらこの学校の存在理由などかもしれん」
「学校の存在理由って、生徒の教育じゃねえの?」
「教育なんて、あってないようなもんじゃろ。片っ端から優秀な生徒を集めて、この島に幽閉して、おもいっきり法律アウトな研究員に仕立て上げる。そもそも島から出られなくなるというのに、なぜ外から生徒が集まるかというのは分かるな?」
「え、確かに。そういえばなんで?」
メイの方を向く。
「どこから話せばいいやら。ひとまずここの学校に入学するメリットを話すわ。メリットはアナタも知っているとおり、特別科があること、入学金、授業料免除はもちろん、多額な研究費を貰える。そして、これはどこかの圧力なんでしょうけど、本州の法律が適用されにくい。とにかくどんなタブーな研究をしようとも、人の命が奪われるような事件が起きようとも、場合によってはもみ消される。この島には警察もいるけれど、基本的にはその辺は見て見ぬふり。表沙汰になりそうな暴力事件や、悪質!と感じられる詐欺くらいしか取り締まらない。ニュースや報道もされない」
付け加えるように、マキナも言う。
「なにより、この島は税金のようなものがないのも魅力じゃなぁ」
「へぇ、知らなかった……」




