表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/86

第39回

「う、うわああああ!」

「ふふ、ワシを舐めるとこうなるのじゃ」

「は、ハゲる!!!」

「大丈夫じゃ、これは新しい時代の脱毛の原理を使った発明品じゃ、わしのこの発明が今年も世界中に伝わり、世界中の無駄毛に苦しんでいる


女子たちは救われる。痛みはゼロ。この凄さが分かるか小僧?」

「そ、そんなことより俺の髪があああ」

「大丈夫じゃ、副作用などはない。ただ新技術で毛根から優しく抜くため、生えてくるのは少しかかるじゃろう、しかも新しく生える際は、少


し薄くなって生えてくるから、最終的には永久脱毛に近い効果を得られる。目指せ赤ちゃんの産毛肌じゃ」

「ほ、欲しい……」


 真剣に商品のCMを眺めるように見蕩れるメイ。即電話しそうな勢いだ。いや凄い発明だけど困るよ、頭の毛が薄くなるのは!!


「まあ、そういうわけじゃ。にしても大変なことになったのお」

「マキナ様、ハチって男はいったい何者なんですか?」

「ハチかぁ、あれは10年前のことじゃった」

「あ、回想ですね、マキナ様」

「うむ」


     ◆◇◆


 私はマキナ。18歳。現在恋、真っ盛り。


「お、おはようございます」

「うむ、おはよう」


 ちなみに私は会話する時に「~じゃ」とか「~のう」とか「わし」とかつけるけど、基本的にそれはキャラ作りだ。メリットとしては、舐め


られにくくなるという点だ。まあ、目上の人にはもちろん使えないし、たまに素で喋ってしまうし、もうやめようかなとも思っている。


「礼の資料、できたか?マキナ」

「先生、それ頼んだの昨日ですよ。そんなすぐに出来るわけないじゃないですか!」

「えー、マキナだったらすぐできるかなって思って頼んだんだがな」

「わかりましたよ、じゃ今からやるんで待ってて下さい。1時間ぐらい」

「さすがマキナ、頼んだぞ」

「ほんと、人使いが荒いんだから」


 私が話している先生の名前はサクラ先生。私が入っている科学部の顧問だ。私は特別科の生徒だから特に授業を受けるでもなく、自分が望ん


だ研究に没頭している。サクラ先生は、私が興味を持つ分野のエキスパートなのだが、つい最近私が先生の研究をすべて理解し、遂に助手になれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ