表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/86

第20回

「今度俺がなんか作りに来てやるよ」

「え?うそ、意外!アンタ料理できるの?」

「なんだよそのリアクション、心外だな……」

「だって工学ヲタだし。それこそカップ麺ばっかり食べてるイメージじゃない?」

「それは従来のイメージだ。最近の工学科男子はひと味違うぜ?」

「ふふ、信じられない。でも、それを裏付ける日々に戻れればいいわね」

「だなぁ」


 ケトルのお湯が沸騰した。カップ麺にお湯を注ぎ、3分間待つ。


「はぁ、よく考えたら朝以来何も食べてないから私もお腹すいたわ」

「普通だったらこの時間は、だらだらテレビでも見てるのにな」

「そういえばテレビもないんだなここ…」

「あ、テレビなら備え付けで天井に固定されてたのがあるわよ」

「ほんとか!?何か手がかりになるかも」

「まあネットの電波も止められてるから、放送はされてないと思うけどね…」

「まぁ、確かに」


ピピピピピピ…


 3分のタイマーが鳴り、二人は食べ始めた。


「ん、さっきハチが言ってた研究ノートのpdfがダウンロード出来てるわ」

「ああ、そういえばそんなこと言ってたな」


 そこには、隠されているお宝を探すための手がかりや推測、記録が記されていた。

 どうやら一部の生徒達が集団でそれを探していたようだった。


「学校地下室を探索、手がかりなし。グラウンドの採掘…

とてもじゃないが気が遠くなる…なんだからラフな資料だな…」

「あんまり参考にならなそうね」

「こんなんで、どうやって見つけろっていうんだ」


 片手で次へ進むを押してみるが、ろくな内容が無い。落書きページのようなものもあって、いよいよため息が出た。ノートの作者自体もあきらめムードが漂っている。それでも最後までは読もうと次へ進むを押す。すると急にカラフルなページが現れた。

 二人の箸が止まる。


「セキュリティロボ 改造の心得…?」

「懐かしいな、雑誌のページのスキャン画面だよあー、これまた古い記事だな…」

「なんでこんなものが?」

「さあ…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ