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プロローグ

其ノ壱:不定期になると思います<(_ _)>

其ノ弐:作者が設定を忘れる可能性がありますw

其ノ参:作者の妄想が暴走する危険がありますww

其ノ四:残酷描写がある可能性があります・・・

・・・カタ、


・・・・・カタカタカタ――――・・・


「?」



―――ガタガタガタガタ!!


「え、地震!?」


――――ガタガタガタ――――


バリンッ


ガシャン



 ガラスが割れ、シャンデリアのぶつかる音がする。



「きゃわっっ!え、ちょ、おか、お母さん!」



「――――――」



ガタンっ!


ガタガタ



「お母さん、平気?」




「―――て、外―――は大丈夫だか―――」




 物が壊れる騒がしい音にまぎれて、家のどこかから聞こえる母親のほうへと少女は足を進める。


「何言ってるか聞こえないよ!リビングにいるの?」



“ドスッ”


“「ガフッ」”



 何かがつぶれる鈍い音に続いて、痰の混じった苦しそうな咳が聞こえる。

とてつもなく嫌な予感がする。


「なっ・・・」


すぐにリビングへ向かった。

目の前には―――――――


「お母さんっ!!」


 うつぶせに倒れた30代半ばの女性の背中には、本のぎっしり詰まった2メートルほどの本棚がのしかかっている。

 床には血を吐いた形跡があり、それはその女性の口元を中心に広がっていた。

 様々な物が壊れる騒音の中、その女性の口から洩れる「ヒュウ・・・ヒュウ・・・」という頼りない息遣いだけが嫌に大きく聞こえる気がした。


女性が擦れた声で必死に少女へ警告した。


「・・・・・・こっちへ来て・・・は・・・ダメ!早・・・く、早く下がって!」





ミシッ――――――ギシッ―――――――――――――




不吉な音と、重く不気味な空気が少女を絡め捕る。

 しかし、瀕死の女性を助けようと必死になるその少女は気が付けなかった。


「今どけるから、すぐ病院に運ぶから、・・・ねぇ、しっかりして!!」


「―――――――――」


女性は、最期の力を振り絞って少女の後ろを指した。



「・・・え?」


聞き返す少女に応える声はもうない。





ギギギギィィ――――――――





カシャン、・・・パリンッ




「もう一・・・回・・・・・・い、ぁ――――――」





後ろを振り向いた少女は。





















「きゃあああああああああああああ――――、」












っぐしゃ――――――――――























ガタガタガタガタガタガタガタ――――――――――ガタガタガタガタ・・・





・・・カタカタ・・・カタ、






・・・・・カタ、カタ












カタ。





























21☓☓年、〇月△日。



幾年も前から起こると予想されていた超大型地震が全てを破壊した。



そして、私はこの日死んだ。











――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――はずだった。


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