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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

望郷

作者: もす

「ここは僕に任せて先に行け!危ないから戻ってくるな!」


 柄じゃないなぁと思いながら、眼前の奴に武器を構える。


 後ろの彼らが見えなくなった事を確認してから、牽制代わりに火種程度のショボい魔法を眼前の奴に放った。その瞬間、目の前が炎に包まれた。


 驚愕の表情で吹き飛ぶ奴を見たのを最後に、何が起こったか自分でもよく分からないまま僕は意識を手放した。



 目を覚ますと、そこは何処かの河原だった。

爆発で吹っ飛んで、上手いこと流れ着いたのだろう。三途の川では無いはず、多分。


 全身軽度の火傷、右足捻挫、擦り傷、切り傷多数 応急処置を済ませ、痛みはあれど歩くだけなら支障がないくらいには回復した。

「ここを野営地とする!」

言ってみたかっただけ、特に意味は無い。


 地図、持っていた武器の片方、一部のアイテムが見当たらない。多分流されたな。

彼らは無事だろうか。そんな事を考えながら辺りを見渡すと、片手に載るくらいの謎の道具と、少し遠くで倒れているなんか見覚えのある奴の姿。


 野営(予定)地付近に死体が有るのも目覚めが悪い。様子を見に行くと息はしていたので、応急処置をして放置しておく。


 野営の準備も済ませ、気になっていた謎の道具を調べてみる。

どうやら結界を発生させられる魔道具らしい。これも奴の持ち物だろうか。

これと土埃、僕のショボい火魔法が合わさって粉塵爆発が起こったらしい。試しに魔法を川に向かって放ってみたが、威力は微塵も上がっていなかったので、多分そうだろう。



うたた寝をしていた様で、目が覚めると奴の姿は無く、足元には奴の持っていた剣が鞘に入って置かれていた。何のつもりだろうか。

「貰いすぎだっての」

若干警戒を強めながら、僕は再び目を閉じた。











〜 〜 〜


やっと見つけた。あれからかなり時が経ってしまった。


人違いの時もあった。見つけても、もしもの恐怖で足が動かない時もあった。

忘れられて無いだろうか、拒絶されないだろうか、不安と緊張で歩みが遅くなりながらも僕は1歩ずつ彼らに近づく。


ふと顔を上げた彼らのうちの1人と、目が合った

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