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私の旦那は婚約破棄を言い渡されても仕方のない旦那

作者: 保育園生の絵日記

 ここから綴るのは私と彼の一週間のルーティーン


 彼はいつも私より早く起きて、洗濯機を回し、トイレ掃除や、部屋の掃除をして置いてくれる、私はちょっと遅れて朝食の準備。


 私達は共働きで一緒に会社へと家を出る、彼はいつも私を先に出し、鍵を閉めてくれる、私は心配性で時折会社内で鍵を閉めたか無性に心配になることがあると言った日から彼が率先してくれるようになった。


 仕事の休憩時間には毎回スタンプや、会社での話、特に笑える小話をLINEでしてきてくれる。


 昼食の感想や、明日のお弁当のリクエストなんかも欠かさない。


 お互い定時に仕事を終えるといつものスーパーで待ち合わせ、一緒に買い物をする。

 

 家に帰れば、私が夕飯を作りながら彼はテレビを見ている。


 食事が終わると、彼は嫌がる素振りを見せず、食器を洗ってくれる。


 彼にはいつも感謝している。


 ベットの上でも彼は優しい、私が嫌と言うときにはしないし、私が嫌と言うことは決してしない。


 本当にいい旦那さんだと思う。


        だが!


 私はそれが不満だ! 嫌がることをもっと、して欲しい! 苦しいことをして欲しい! 時には無下に扱って欲しい! 私はそれが不満で、今日彼と別れた。


 彼にはもっと優秀な人が見つかるだろう、私は今後一生1人なのだ、彼以上の人はきっと、きっと見つからない。

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