第四十話 連鎖
続きをどうぞ。
「落ち着け……」
自分に言い聞かせるように先程からこの言葉を何度も繰り返している。
わけは言わずもがな新生火竜のせいだ。あれを見てからアオトの身体はどうも自分の言う事を聞いてくれない。これが恐怖なのだとも思うがこれは絶対に勝てる筈のない敵への絶望が一番しっくりとくるだろう。
吸収ができない。
強くなれない。
ならどうやってあいつを倒せば良い?
それよりもあいつは倒さなくてはいけないのだろうか?
あいつと同じような魔物がこの辺にはうじゃうじゃと居るのだろうか?
そんなのとどうやって勝てば良いのか?
考えれば考える程脳の容量は埋まっていき、不安が体中を駆け回る。
(まだ……終わるわけには)
渾身の力を込めて立ち上がる。足は震え、表情は固いが意志だけは持っている。コトノに本当の事を聞くまでは、と。
だが不幸は動き出したら止まる事を知らないらしい。
「ギャアァアア」
抜け道は狭くとてもじゃないが先程の竜では入ってくるのは不可能だった。だがなにもあの竜だけがこの階層に居る魔物とは考えにくい。それを走る事にだけ意識を割いていたアオトは中に居る魔物の事に気づく事ができなかった。
「っ……あ、足が」
咄嗟の事に逃げようと入ってきた入り口へと歩みを進めるが怖いと言う感情のせいか足が言う事を利かない。
「ギャッ!」
「ぐっ…………がはっ」
足が言う事を利かないのだから避けれる筈もなくアオトはその突如として現れた魔物に頭突きをされ、消えたかと思えば抜け道からは追い出されており、反対側の壁へと激突していた。
その際に肺から空気を全て吐き出してしまい、呼吸が止まってしまったが魔物にとってはそんなの只の獲物。傷つこうと関係無しとばかしに今まさに近づいてきている。
その姿は竜。
抜け道が暗いせいか、それとも咄嗟の事で姿も見る事ができなかったせいか今まで気づかなかったのが不思議な位に迫力がある。少なくとも姿を見た瞬間アオトの背中に冷たい何かが流れていくほどには。
だがその竜は先程の新生火竜よりも二回り程小さい。だがその迫力には年期を感じる所や鱗の色が違う所から種類そのものが違うのだろう。
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地竜
2641歳
種族 魔物(竜)
レベル 239
体力 1319774
魔力 910680
破壊力 1012196
耐久力 1418349
魔耐久 1398253
素早さ 849504
知能 871535
運 100
魔法適性 土
スキル 砂嵐魔法 打撃攻撃耐性 ブレス強化 威圧Ⅷ
称号 七柱に住まう魔物 竜 ステータス1000000越え(以下省略) 仲間殺し
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やはり新生火竜程ではないものの相当な力を兼ね備えており、どう考えてもアオトに勝機はない。
「あ、ああ……」
生まれてこれまで経験した事のない圧倒的な力の差を見せつけられたアオトは最早指先一つでも動かす事ができなかった。
俺はこんな所で死ぬのか。
「ギャアァア―――」
「ギャアアアアア!」
死を覚悟した瞬間だった。土竜を踏みつぶすように現れたのは更にでかく同じような鱗を持った竜。恐らく同種の上位に存在する竜だろう。
「マジ、かよ」
やっと出た言葉は小さく、そして脆い。
死ぬならまだ前の竜の方が良かったと願う気持ちもあるが今となってはもう遅い。その竜は今まさに一歩一歩と近づいてきているのだから。
皆様はどのようにしてこの盆を過ごされたのでしょうか。自分はまあ疲れたや感想が短そうな答えが多々出てきますが。
さてさて、この小説はどこかどころかほぼ全てが自分でも読みにくいかなあと感じます。なので改正していこうと思いますが。本当に昔よりも良いものに少しでもなるのか……。この機会に指摘や誤字を報告してもらえますと作者としても願ったり叶ったりです。勿論、ペースは多少落ちると思いますが投稿は指定校と思いますので。
別にエタりかけているわけではないですよ。唯、少し本当に若干ですがモチベーションが下がってきている気もしますが、自分は書くのを少しでも止めると書き方が更に低くなるので。
長々と語らせて頂きましたがこれからもこの小説をどうぞ宜しくお願い致します。
感想、ご指摘お待ちしております。




