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ここで少し、説明をしましょうか

 少女の名前はありません。物心ついた時にはもう、知らない場所にいました。

 少女を見た人は皆同じことを言い、少女を蔑みました。

 それでも物乞いをし、野生の動物を狩り、なんとか村までやってきて生き長らえることができました。

 しかしやはり少女は、新たな村でも嫌われてしまいました。理由は、髪にあります。

『白銀の髪』

 それはもう綺麗な艶を保ち、光を反射してキラキラ輝く立派な髪です。

 少女の髪は足元まで伸びていました。勿論手入れする余裕なんてなく、目にかかる髪を切っていただけです。

 それでも、少女の髪は汚れません。人々はそれを素直に綺麗とは感じませんでした。

 むしろそれを異様と言い、忌み嫌いました。

 他の理由はといえば、親の髪色を一切受け継がずに生まれてくることです。

 通常、人間は親の遺伝子を受け継ぎます。その最も身近な例が、髪色の遺伝です。

 この世界では全く違う色を持って生まれてくるなど、ありえないのです。

 しかし、関係すらない、白銀の髪を持って生まれてくる子供は少数いるのです。白銀以外は確認されていません。

 それも、一つの事柄に結びつけるのには、都合が良かったのでしょうね。

 人々はこれを、『悪魔の遺伝子』と呼び、子を産んだ親と、その子を魔の森へと追放しました。

 魔の森とは、人間の暮らしている世界と魔物が暮らす世界を繋ぐ深い森のことです。この話とはあまり関係がありません、ただの追放場所です。

 ともあれ、これが大きな理由というわけです。よって少女は蔑まれ、ロクな生き方ができなかった。

 そんな少女がどうやって世界を救うのか、あるいは救わないのか。

 もしかしたら人間を恨んで世界を滅亡へと導くかもしれません。力及ばず倒れてしまうかも?

 はてさてどうなることやら、小さな少女の物語。

 ふふふ、気になりますか? 前置きが長くていけませんね。それではどうぞ


――これは小さな少女が、少女であるための物語――


更新ペースは早めかもしれません、だが文章力がゴミのようだ。

あんまり酷かったら改稿するかも 。

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