第六話 生活改善
今回の話はかなり苦肉の策です。
ただの村人をしている主人公にイベントなど毎日起こるはずがないのです。
主人公の空想物語です。
なんとなく毎日更新していますが、さすがに無理かもしれません…
みんなが待ってる作品とも思えませんが…
では、どうぞ
ダスク歴634年春の月39日
今日は、何もない一日でした。
朝起きて、ご飯をいただき、伐採場に行き、木を切る、かえってご飯を食べ、寝る。
だんだんとこれがルーチンワーク化し始めたところを見ると自分もこの世界に馴染み始めたのかなと思いました。
これだけでは何もない日記になってしまいます。一日200字以上の文字を書くことが目標なので今日は日記をつけて振り返った時に書いていなかったことを書こうと思います。
それは、清潔といった話です。
僕自身、アスファルトに覆われて土をあまり見ないような人工的ではありますが、清潔な環境で育ちました。
つまりは、上水道も下水道もしっかりと完備された場所で生活をしていたのです。
しかし、こちらの世界では基本的に体は拭くか近くの湖で行水するぐらいしかありません。お風呂は王族や、貴族といったお金を持った人しか入らないそうです。
また、糞尿ですがこれはまとめたりすることもなく適当に穴をほっては埋めているそうでひどい家だとそのまま道端に投げ捨てることさえあるそうなのです。
それを考えると衛生といったことを考える世の中ではないようなのです。
因みに、うちの村で王都に行ったことがある村長さんにも聞いたのですが、水は水道があるだけなのだそうです。
それも水道と行っても、ただの水が流れている大きな橋のようであり、雨や枯れ草なども混じっていて家ごとに来ることもないそうです。
大抵は井戸を掘りそこから水を求めているそうで水道もただの観光資源なんだそうです。
なので、僕は自分の住む家にはある程度の上下水道を通したいと思います。
自分の生活改善のためにも。ひいてはこの村のためにも。
ありがとうございました。