最悪のバッドエンド②
ちょっと大分今回短いです。時間があまりなかったので許して下さい()
「オラァ――ッ!!」
赤髪の狂人は、得物の鎌を振り下ろす。と同時に、紺碧の青年が咆哮し、大剣を構えて鎌による斬撃を受ける。
「……へぇ……中々やるじゃねえか…だが、お前は力そんなに強くねぇだろ?」
そう言った直後、鎌が振り抜かれる。その直線上にいた紺碧の青年は下腹部から血を吹き出し、斬られる。
「ぐぅ……ッ……ざけんじゃねぇッ!!」
咆哮し、青年は大剣を構え、力を溜めて振り下ろす。……しかし、狂人は全く意に介さず、鎌をクルクルと回しながら欠伸をする。
「残念だ……弱えよ、お前……」
そう言うと同時に、斬撃が青年の肉体を真っ二つに切り裂いた……
「巫山戯んな……1発くらい、貰っとけよ!!」
そう絶叫し、最期の斬撃が狂人の元へと振り抜かれる。それに対し、対応しきれずに斬撃を喰らい、血反吐を吐いてぶっ飛ぶ
「ごホッ!?……クッソ……無傷とまでは行かなかったか……」
その言葉を捉えた後、青年はそのまま意識を失うのだった。
一方その頃、エメラルドと、ステライトは桃髪の男と戦闘していた。
「オラオラオラオラオラァ!!おせえんだよ雑魚ど」
そこから先の言葉は無い。……何故ならば、ステライトが、ぶん殴り、一撃で意識を刈り取ったからだ。
「お前きめええぇぇ!?」
エメラルドが驚愕して叫ぶ。
「お前それ褒めてないだろ……エメラルド」
その言葉を呆れ顔で受ける、ステライトの姿があったような、なかったような……
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