学園初日
四葉のアミアです。
話の長さがバラバラになってしまうのでどこで切り分けようか迷ってしまう自分がいます。
こうしてクラス分けが終わり、入学式が終わりを告げた。ルオラは帰る際にサラゼルに話をしに行こうと考えた。
何故なら彼女もルオラと同じクラスになったからだ。
「よっ、サラゼル。同じクラスになったな、これからよろしく頼む」
「あ、ルオラ君。ルオラ君もクラスの首席になって凄いよ。私は副次席になれたよ、明日からよろしくね♪そういえば、学園生活の間は寮生活って聞いたけどまだなのかな?」
「どうだろう…先生に明日にでも何か言われるだろ」
「そうだね、また明日」
「あぁ、また明日な」
二人はこうして別れた。
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翌日
ルオラはいつもの宿でいつも通りに起き、制服を着て宿を出た。
学園に生徒が登校する時間帯だったので行きには沢山の生徒が歩いていた、そのほとんどは入学生だ。
何故なら、入学生以外は例外を除いて全ての生徒が寮生活だからだ。
ルオラはその流れに乗るように学園へと入り、そのまま教室まで歩いて行った。
教室には既に八人が居た。ちなみに五組は全員で十人だ。
ルオラは教室に入った瞬間、一人の女子生徒に睨まれたが、それを無視して自分の席に着いた。
そこからは特に何も起きる事なく教室に全員が揃い、学園のチャイムが鳴り、二人の若い男女が入ってきた。
「おはよう、新入生の諸君。今日からこのクラスの担任を担当するグランだ。そしてこちらの方が…」
「このクラスの副担任をするイライです。これからよろしくね」
(ふむ、担任の方は総魔力量は少し多いぐらいだが…副担任の方はそれを遥かに上回ってるな)
「さて、学園初日だ。まずは自己紹介からして貰う、これから共に過ごす仲間だ、名前となんでも良いから言ってもらう。
最初にルオラ、首席のお前からだ」
ルオラは名を呼ばれので席を立ち、黒板の前にある机の前まで歩き自己紹介を始めた。
「はじめまして、首席のルオラだ。まだ七歳になったばかりだがこれからよろしく頼む」
パチパチパチと拍手が鳴りルオラは席に戻った。後ろの方から「え?まだ七歳なのに首席」と聞こえてくる。
魔法学園には十歳から入るのが一般的だ、早くても九歳とかなので七歳になって直ぐに魔法学園へ入学しようとして入学出来る生徒はそういないからだ。
たしかにルオラは七歳だが身長的には十歳と間違われてもおかしくない身長だ。その為、自己紹介をするまではルオラの事を十歳前後の人間だろうと誰もが思っていた。
「つぎに次席のサラカ」
そう言って立ち上がったのは俺の右斜め後ろの席の茶色のロングヘアーの女子だ。
「はい。次席のサラカよ、同じクラスの仲間として仲良くしましょ」
俺と同じく拍手が起きサラカは自席へ戻った。その際ルオラの事を見ていたがそれに気づく者は居ない。
「次、副次席のサラゼル」
「はい。副次席になったサラゼルです。これからよろしくお願いします」
シンプルな自己紹介をしてサラゼルは自席に戻った。ちなみに彼女の席はルオラの席から左に二つ進んだ所だ。
「次、―――」
そのまま、各々の自己紹介が順調に進んでいき最後の生徒の自己紹介になった。
「次で最後か…ユラシャン=デトリーナ」
「はい。ワタクシはユラシャン=デトリーナ。アラン=デトリーナ伯爵の娘ですわ。みなさん仲良くしましょう」
(そういえば貴族は名字を持っていたな…しかし、学園長は貴族ではない筈だ、もしや、何らかの功績を残した者は名字を与えられるのか?よし絶対に名字を貰うようなことはせんぞ)
ルオラが別の事に思考が寄っている間に ユラシャン=デトリーナは席に戻った。ユラシャンが席まで歩く姿を二人の男子生徒は目で追っていた。彼女はまだ、十歳にも満たない年齢だが既に人を惹きつける美貌を持っていた。
「これで全員の自己紹介が終わったな…次に全員の戦闘力を測るために第一戦闘訓練場へ移動する。試験で戦闘関連のものは簡易的な検査しかしなかった筈だ。それを測るためだ。これは今後の学園生活にも関わってくる場合がある。主に卒業後だがな…これは常識だがワラガル地方にある、このアルナ王国の魔法学園は卒業後、様々な仕事に就くと思う。
それには学園生活での過ごし方がかなり関係してくる。そのため、今回の戦闘訓練はかなり重要になってくるため頭に入れておくように。
ちなみに、君たちが着ている制服は耐火性と衝撃軽減性など防御力に優れた服だ」
(ふむ、この服は優れているが完璧とは言えないな。後でこっそり強化しとくか)
そして、五組は戦闘力を測るために第一戦闘訓練場へと移動した。
名前が出てない人は次話以降の内容で出てくるのでお待ち下さい。
8/9日 後書き変更
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