本気の戦闘訓練 その4
四葉のアミアです!
今までの物語を見返して、少し強引な場面があってしまったかな?と思っています。
その点は、いつか投稿するキャラ紹介と裏話で
「次のペアは…サドラ=ラデンとアズベリート=ベルク」
雷撃魔法の使い手と恐らく水魔法と氷魔法の使い手だと思うが…
「互いに頑張りましょ」
「ええ」
アズベリートはあまり喋らないのか?まぁ、人の事をとやかく言う必要は無いからな。
「両者準備はいいな?では始め!ピーー!」
「雷神の剣この剣を受け止めたら感電するよ」
「氷河壁」
やはり水系統の魔法が得意なんだろ…
「やるね、これならどうかな。雷の衣」
「水の羽衣」
アクアマントはライトニングと同じ移動スピードを上げる水の中級魔法に分類される補助魔法だな。
これで分かったな、水魔法と氷魔法を無詠唱で使える事ら得意魔法という事だ、事前にストックしてる様子も無いしな。
「降り注ぐ氷塊」
「これは中々…でも、交差する雷」
サドラに降り注がれた氷塊が網状の雷が砕いた。
「終わり、氷槍」
一瞬の隙を突いたアズベリートが直径三十センチの先端が鋭利な氷がサドラの背後に迫る。
「クッ…ここまでか」
サドラの実力なら避けれると思ったが勘違いだったか。
「いや、僕はこんな所で負けてたまるか!ハァァ!雷神の怒り」
「なっ!?」
負ける事がサドラの琴線に触れたのか、さっきまでとは桁違いとの魔力量だ…
(あの力はまずい!エンドライジングをアズベリートがもろに喰らったら確定で死ぬ!)
「やめろ!サドラ=ラデン!クッ、魔法障壁展開…これで防げるか」
無理だな、あんなチンケな結界では防ぐ事は出来ない。俺が行くしか無い…案の定、グラン先生が出した魔法障壁をも砕いた。だがコンマ数秒だが速度が遅くなる。それだけで十分だ。
身体強化を全力で使用し、俺は彼女の元へ移動する。
「君は…ルオラ君」
「危ない所だったな…もう大丈夫だ次元結界」
これで無効化出来るだろ。
「どうして助けたの?自分の命を危険に晒してまで」
「これから共に過ごす仲間を失いたくなかったからかな」
それに英雄と呼ばれてた頃にしてた人助けの影響もあるが、言わない方が良いだろ。
「そんな理由で…でも助かったよ、ありがとうルオラ君」
「お安い御用だ」
さて、人助けは終わったが、問題は…
「おいサドラよ、もう少しでアズベリートが死ぬ所だったんだぞ」
「す、すみませんでした!…アズベリートさん、実は…僕たまに感情を抑えられない時があってその時だけ自分の力が倍になってしまうんだ、それは僕にも制御が効かなくて…本当にすみませんでした。そしてルオラ君、アズベリートさんを助けてくれてありがとう」
腰を直角に九十度曲げて謝っている。そうか制御が効かないのか…今度、特別な訓練でも受けさせてやろう。
アズベリートはこの態度にどう思ってるんだろ、そう思って彼女の方を見ると俺の方を見ていて目があったが顔を少し赤くし直ぐに逸らされた。
(俺なんか悪いことしたか?流石に悲しくなるぞ)
「ル、ルオラ君はサドラ君の事どう思ってるの?」
「うん?俺はどうも思ってない。それよりアズベリート決めたら良いだろ、お前が被害者なんだからサドラの事をどう処罰するかは自由だろ」
「はい、アズベリートさんの命に関わった事なのでアズベリートさんが言ったことはなんでもしますよ。あっ、出来れば恥ずかしいのとかは無しで」
「うん、なら土下座で許す」
「分かりました」
それで良いのか?サドラ、少しくらいは躊躇した方が良いと思うがな…それにしてもアズベリートも中々怒ってたんだろうな…
その後、アズベリートがサドラに土下座を辞めさせるまで五分掛かった…
Twitterやってます(誰得情報)四葉のアミアで検索すると出てきます。なんか赤目に結ばれてる口のよく分かんないアイコンです。
この日に更新するよ〜って報告をしてます。
公私混同垢なので僕の好きなものが大量にrtされてきます。
8/9日 後書き変更
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