本気の戦闘訓練 その3
四葉のアミアです。
書く事が特に無いです。(なら書くなっての)
8月15日 誤字修正
「次のペアは…サラカとロトアン」
ロトアンは他の奴らより身長が高く黒髪で正義感あふれる青年だ。
相手はサラカか…次席の力を拝見させて貰おうじゃないか。
「両者準備はいいな?では始め!ピーー!」
「互いに頑張りましょ」
「えぇ、そうしましょう」
最初に攻撃を仕掛けたのはロトアンの方だ。
アイツも空間転移で上の方に転移し合成魔法で火魔法と風魔法を合成し、ファイアートルネードと言う名前の通り火災旋風をサラカにぶつけた。
ロトアンは本当に人間か?空間転移と合成魔法を瞬時に出来るなんて学生で普通できないと思うがな…俺が言うセリフじゃないな。
「いきないで悪いけどチェックメイトかな?」
「そんなの甘いわ、合成魔法 四元素の大楯」
あの魔法は凄いな、流石は次席とでも言っておこう、フォースシールドは基本の五属性の火、水、風、土、の全ての魔法は元を辿ると四属性に辿り着く。
ただし、例外の魔法も何個かあるがな。
フォースシールドはこの四属性を完璧に扱えないと使えない魔法だ。その効果は全てを守ると言われてる。
ファイアートルネードが収まった後の中には無傷のサラカがロトアンを見ていた。
「今度は私の番よ!さっきのでかなり魔力を失ったから次で決める。合成魔法 四元素の一撃!」
今度は、四属性の魔法を防御ではなく攻撃魔法に変換させたな。これも威力は折り紙付きだ…
「なんの!次元結界」
ディメンションフィールドは俺が学園長の試験の時に使った次元結界の事だな。
空間魔法の上級魔法に分類されるディメンションフィールドは周りの空間を歪める事で現世との干渉を無効化する事で攻撃を消滅させる一種の絶対防御魔法だな、もちろん無効化する手もあるが半分は力押しになる。だが、ロトアンの判断は悪くない、相手が使用した魔法が少し悪かっただけだ。
案の定、ディメンションフィールドで歪められた空間をサラカのエレメンタル・フォーディスラバは貫通しロトアンに届いた。
「相手が少し悪かったのよ」
サラカは勝負が終わったと思って敵に背を向けた。
「どこへ行くのかな?まだ勝負は終わってないよ、火球爆弾」
「なっ!?」
直撃だ、サラカと言えど背後からフロムボムを喰らえば無傷ではすまない。
「そこまで。勝者ロトアン。サラカとロトアンは一応イライ先生の治療を受けておけ」
二人はイライ先生の元へ歩いて行った。しかし、ロトアンは人間じゃない可能性が出てきたな…エレメンタル・フォーディスラバをほぼ直撃してピンピンしてるのは可笑しい。今度、聞いてみるか。
「相手が少し悪かったね。サラカさん」
「貴方、何故私の合成魔法を喰らって無傷なの?」
「無傷では無いけどね…ま、何で僕が耐えたのかは今度話すよ」
「ふぅん、分かったわ」
これで三つのペアが終わった…残り二ペア、俺とグアムとサドラ=ラデンとアズベリート=ベルクのペアか。
8/9日 後書き変更
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