表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/10

8話・新しい仲間と泥棒

ボクの首に細剣が突き付けられた

「アンタがアリス、、犯人のアリスじゃない証拠を示しなさい」

そう言いつつ、細剣がぐいっと押し付けられ、僅かに血が流れる

「ぼ、ボクが犯人じゃない証拠?で、でも昨日ボクがアリスだって、、、」

「犯人の名前がアリスって決まった訳じゃないわ、犯人がそう言ってただけで嘘かもしれないわ、もし貴女が犯人じゃなければ貴女の力を借りたいの」

「ボクの、力を?」

「存在しない筈の力は相手にとってイレギュラーなのよ」

(ボクの力、か、、、) 「でも、ボクは昨日、何も言い返せ無かったし、、、」

「でも貴女は違うって言うんでしょう?」

「う、うん」

「なら、力を貸して、貴女の他にアリスの検討がついてるの」

「ええっ!?」

ボクの他にアリスが!?

「今は言えないわ、相手が強すぎるから、ね、、、」

サラは悔しそうに、少し悲しそうに言う

アリスが何とかして聞き出そうとした時

「アリス!此処にいたか!、、!?お前!アリスから離れろ!」

「あれ!?ファング!?何で此処にいるの!?」

ファングが拳に着けた爪を構える

「(ビクッ)まっ、まって!あたしはアリスの敵じゃないわ!」

「その剣はなんだ!」

「あ、、、」

未だにサラは剣を突き付けていた

慌ててサラは剣を仕舞う

瞬間、ファングはサラに攻撃しようとするが、アリスが庇った

「どいてくれ!アリス!」

「嫌だよ!サラは犯人退治の協力をしてくれるんだよ!それに殺人は駄目だよ!」

「くっ、、、」

ファングは爪をしまった

「きゃあ!」

その時、サラが悲鳴を上げた

サラは転んでいた、その後ろには黒い影

「へへっ良いペンダントだぜ」

「あ!ど、泥棒!」

装備品でも、一定時間手元を離れると装備から外れ、そのアイテムを持っていない事になる、つまり、泥棒が出来る

ファングとの揉め事で油断していたサラのペンダントが盗まれたのだ

「ああ!シルフのペンダントが!?」

「ええっ!?シルフのペンダント!?」

シルフのペンダントとは、かなりのレアアイテムであり、素早さの補正が高い

すぐさまサラが泥棒を追う、アリスも追い、仕方なくファングも追う

「ボクも手伝うよ!」

「あ、ありがと!」

3人は泥棒を追いかけて行った

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ