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プ口口一グ
仮想世界ソウル、それは世界で初めてバーチャルリアリティを使用したゲームだ、バーチャルリアリティとは、簡単に言えば、コンピューターで造り出した人工的な世界に入り込んだみたいにすることだ、現実での感覚は全くなくなり、仮想世界にある物に触ったり持ち上げたりできるようになる
しかしバーチャルリアリティは、そこまで発達していないはずの技術だった、しかし、ある天才科学者が、それを完成させ、自らの趣味であるゲームの開発に使ったのだった
こうして世界中の人間(しばらくは日本国内だけだが)が同時参加し、中で話したりできるオンラインゲームが発売された
このゲームの目的はなく、旅したりしながらレベルを上げたり、レアアイテムを集めたりしながら他の人と競ったりして楽しむゲームだ
そしてついに発売してから二週間、ようやくそのゲームを手に入れたこの小説の主人公が、へルメット型ゲーム機をかぶり、ソファーに寝転がりながら電源を入れた
こんにちは、夜風です。この小説は作者のヒマつぶしで書いているため、かなり不定期更新です。どんなに急かされても作者のペースで更新します。