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ときには、恋もひと休み

作者: Soraきた

明日は朝早い仕事で

目覚ましをセットする

明日起きれない理由を考えていたら

ひとつ、いいことが浮かんだ

この目覚まし時計も

自分と同じで、うっかりと寝坊したらいいのにと

連帯責任で謝れば

少しは気持ちが楽になるから


なんとなく、思ってみる

さよならの途中で

引き返せる恋は

いったい、いくつあるんだろう

時をこの時間にセットして

その時間から目覚めた自分を

考えるのではなく

過去から今までで

いいときを思い出して

そこから始める恋は

当然にたくさんあると思う



なんとなく、考えてみる

そばにいてほしいと思う恋には

嘘はつけない

結局は

そばにいなかったとしても

また

そんな気持ちになるときがくるのだから

さみしいときは

声に出して

思いきって

さみしいと言ってみたらいいと思う

自分なら言えるから


「さみしい」という言葉が

嫌だったら

さみしいに変わる言葉で考えてみたら

何個か見つかることでしょう


弱い部分は誰でも持っているのだから

それを無理して閉じ込めてしまっていたら

それは恋に嘘をついていること


弱いところが

うまく出せないのなら

自分は不器用な性格だと

片付けてしまえばいいと思う


こうして

目覚まし時計をセットするかのように

未来の時間を自由に決められるのは

恋には通用しない

残念だけど



さみしい気持ちがあれば

さみしいといますぐ、誰かに伝えるべき

聞いてもらえる相手は

たしかにいると思う



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