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第一章 01 これは、幻創の世界であり

7/27 ルアの性格に対し、対話の内容に少々変更。


8/1 少しした地の文と対話。

 西暦2037年、それはゲームというエンターテインメントの革新、バーチャル技術の進歩が人々にゲームを沈むことを可能としてきた。ZM1、こうした技術の積み上げたゲームデバイスが有史以前のない、嵐が吹き出していた。生まれ変わった人生のように、生でプレイヤーの感覚を捕捉し、感覚を伝えるこういった新たなる機会は斬新な社会を立ち、経済すら影響でもさせた。

 そして、オメガワールド、そのたった一つの大規模ゲームソフトが世界に襲来、マル変わったゲーム体験が人間に持ち出されていた。が、それも俺的の、怖い悪夢の始まり。


 …………


「……あら、いっらっしゃい、銀タン、今日も一人でしたね」


「そう、一人ってのはハッキリの事実だが、できれば銀タンで呼ぶな。そして、コーラ一杯お願い」


 人の集めるどころ、それは集会所という場所、俺は一人バーに頭を潜んだ。向かいに来た人はツインテールにまとめた少女。彼女はルアという、この集会所のバーを仕事をしている人。

 

「うんん……じゃあ、いつも通りの銀ちゃんは?」


「……はぁ……まあいいや」


「よし、よかった!」


「おい……押し付けるなって、重い」


「そんな訳ある訳ないじゃない?ここのルアはいつでもナイスボディですよ」


 と、ここに押しかけて妙に強調した胸が俺の顔を乱暴に包めた、鼻を塞いたのは淡い女の子の香り。


「やめてくれ、それより、頼んだコーラだ」


「ちー、銀ちゃんのケチ、少し触っても大丈夫のに……はい、コーラです」


 後ろから持ち出した透明グラス一杯、中から透けた金色の液体、人を暈ける強き匂い。それは大人の生命の汁という、人に霊魂をくれる飲み物の最高傑作であり。

 じゃなくって!


「あの……こりゃどう見てもビアじゃないか?」


「はい、これは銀ちゃんだけの特別サービスでございます!では、特別サービスなので、ルアが銀ちゃんを飲ませていただきます!」


「や、やめっ……むっ」


 強引で、乱暴で、ルアという人はビアの乗させたグラスを俺の口に押しかけた。少女の口にビアを無理やりに突っ込む、こういった光景は他人に見れば余りも魅惑な光景はずだったが、当事者である俺は、とても辛いしか言えない。

 そうやって、ビアが頸まで滲む、このままじゃ俺の服まで汚れる。


「……うむうむっ……!いいから、自分が飲むから」


「ええ?何で?銀ちゃんはそうやって女の子に酒を飲ませる機会は少ないと思うよ」


「いやいや、オメェはそもそも女子じゃないでしょうもう」


 俺が手で離されたルアは不満げに顔を膨らんだ、けど、それだけは「彼女は女」という事に認めはしない。何故なら、ここはゲームの世界、バーチャルリアリティという技術で作り出した幻創な世界。

 この世界で、俺は銀という単なる漢字で立てた名前、白い肌で腰ぐらい垂れる銀髪で創造され、ふらふらの白き服に包む、小さな体付きの持つキャラだった。

 そして、変な顔まんざらしやがるルアという一人も勿論、作られたキャラ。


「で、銀ちゃんはまた一人?」


「そうだよ、不満か?」


「いえいえ、不満だなんて、銀ちゃんたら、ただの心配です」


「へぇー、心配か……お前は心配などするのか?だた辛かってるだけだろうが?……はい、小遣いのチップだ」


 アイテムリストから一千Ωをバーの上に置いた、それはこの世界の金貨で、オメガと呼ぶ貨幣。一円で一Ωに対等し、コンビニまた他の手段と手に入れることができる、この世界の金。


「あっマイド!何で?今日は何の風かにゃ?」


「いや、なんつか、そうやって話してくれる人もお前しかないだろうかな、と思っただけだ」


「そうかな……銀ちゃんっていつも一人ぼっちだね、フレンド一人でもない、銀ちゃんはそういうモノだから」


「笑いながら言うんじゃねぇよ、たく、そうやって辛かってより、偶には俺と任務に付き合ってくれよ」


「……それはダメです、ルアはビジネスがあるから」


 そういう言い返しがきた、これは無情とかって訳でもない、ルアがやってるのは正真正銘なビジネスだ。つまり、金稼ぎって事。

 目の前の金色の液体、普通に現世界はビールという飲み物と認められているが、俺はそう認識していない。香りは濃くて喉に叩けると爽やかな感触に与える、まるで本当のビールという飲み物を飲んでるみたい。

 そのわりに酒を飲みながら熱量は自分の身体に与えない、全部はバーチャル技術で影響された幻覚、少し酔った感覚すら完璧に真似れる、違和感などは少しもない。


 当然、法律には逆らえない。幻覚、ですから。


「そっか、ダメか……」


 一歩遠くに言えば、そういった現実感が伝わる架空世界でわけで、酒品だけでなく、さらなる商品市場が広げた。生活で使え食品を分け、その以外の服装とか、用品とかのグッズ、この世界で店を経営し売上続けている。ただなゲームだなんてじゃなく、この世界は全く新しいシステムで現れ、新たな社会形態を生まれ出した。


 しかも、Ωは現金と一対一交換可能。


 その故に、彼女は「ビジネス」などを言い出している。当然、Ωだけでなく、この世界も金に交換できない通貨がある、αとβ、アルファとベータというゲーム中に基本の消費を行う金貨。何もかも課金が必要のは行けない、ただし、このゲームは多めなΩが流れている事も事実だ。


「何時かフレンドが出来るのかな……はぁ……」


 ルアに断れて、落ち込みに一層落ちた俺は、二度とバーの上で頭を両手に潜り込んだ。それはいつもと変わらない、ルアは一度も俺と組むを受け入れたことはなかった。


「まあ、そう落ち込んでない、ルアはバー仕事だから仕方ないじ、それと、ルアも銀ちゃんの依頼紹とりての仕事があるので。何もかも一人でやれる超便利屋の銀ちゃん」


「そうだな、できればその紹介代金も全部焼きたいな、でも無理か、データ化したもんで焼けなくなった」


「大丈夫、大丈夫、ルアはいつも銀ちゃんの味方だからさ」


「……はぁ……味方だったらフレンドぐらい登録してくれよもう」


「いやいや、そうするとさ、銀ちゃんは寂しい時、『ルアちゃんは暇そうだから任務同行を申し込めようっと』の機能を使え、面倒くさになる、ルアはいつも忙しさんですので」


「その機能を使えないように約束するから、フレンドになろうよ」


「ルアはいつも銀ちゃんのフレンドですよ、それと、リストに付けるのは浅いぞ……それと、フレンドリストが空白でなければ、そういう面白いな銀ちゃんは見えなくなるじゃないか?」


「オメェ、酷い事考えてない……?」


「んん、反論はしないよ、でも、銀ちゃんは今の銀ちゃんがいいと思うよ」


 悪戯の思考が満ちる顔で、リアはニコニコと笑って話した。同時に、茶色のツインテールが尻尾のように震え、ルアの後ろに飾り付けた。


「あっそうだ、先は君に尋ねてきた依頼者はいるよ、あそこに座っている、何だか偉そうな感じの人って、ここに『銀ドノ』を探していたそうで」


 ルアが後ろの席に座っている男に指を指した、少々太った体型で正装に装い、せっかちげに足を組んで頬杖をついて新聞を読んでいる。


「さてと、話はここまで、もう遅かった、ルアちゃんはいい子だからログアウトするぞ。では、また明日ねー」


「はいはい、また明日」


 コントロールパネルを呼び出して、透明の窓口は纏めてルアの面前に表した。この世界と現世界との一番違ってるところの一つ、脳に考えると色々な操作が可能となり、スキルの発動、魔法を使いたい時は思考で操る方法は設計されてきた。

 そして、呼び出してきたウィンドウズを弄って、ログアウトのボタンを押してから、ルアは俺の前から消えてちまった。


「……はぁ……とりあえず、人に待たせるのは余り良くないさ」

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