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迷宮攻略! 最強コンビ誕生!?


「さあて、今度は僕の番だよ!」

アリオンが急に真面目な顔でそう言った。

マジでイケメンだ。


「はい!」

フィナベルは気がついていないけど•••


「まあ、いいや!これから、この迷宮を攻略して行く訳だが!今できることをお互いに知っておく必要がある!」

アリオンの目は真剣そのものだった。


「はい!」

フィナベルは少し緊張してしまった。


「僕から話すよ!」

アリオンが気を利かせて先に説明してくれた。


アリオン ♂

リバースサーフェス(マルチ)未覚醒

刹那せつな悠久ゆうきゅう(時間)

(Moment / Eternity)

「モーメント•エターニティ」

幸運と悪運(法則)

(Luckshard / Misfortus)

「ラックシャード•ミスフォータス」

魔法属性は、全属性

固有スキル:「精製」、「破壊」、「分解」、「合成」、「構築」、「解析」

光:上級魔法7

闇:上級魔法7

炎:上級魔法7

水:上級魔法7

風:上級魔法7

土:上級魔法7


「ステータスはこんな感じで、戦闘はほぼすべての武器が扱える!」

アリオンは少し自慢げだった。


「どんな武器が得意なの?」

「長剣とか言いたいところだけど、ナイフと格闘が得意なんだ!」


「へえ、なんで?」

「実は、父上の転生前の職業がアサシンだったらしいんだ!」


「なるほど、それでナイフか•••」

フィナベルは少し考え込んでいた。


「ちなみに、得意な属性は何?」

「父上は、闇が得意なんだけど、僕は光が好きなんだよね!」

少し嬉しそうに言った。


「そっかそっか!ふふ、ふん•••」

フィナベルは鼻歌交じりだった。


「そうだ!あれがあった!」

フィナベルは思い出したように叫んだ!


「ビックリした•••」

アリオンは嬉しそうなフィナベルを見て微笑んでいた。


フィナベルがリュックをごそごそ探し始めると、


「これだ!ジャジャーン!」

フィナベルが、楽しそうにアイテムを取り出した。


「すごく綺麗なナイフだね!」

アリオンはナイフをまじまじと見ながら言った。


「それは、今までに私が作ったナイフの中でも一番の傑作よ!」

フィナベルが嬉しそうに説明を始めた。


そのナイフは、

【シックスセンス】 UR

と言う名前で光属性のナイフだった。


シックスセンスのには、大きな光る宝石が一つ埋め込まれており、周りを取り囲むように、5つの異なる色の宝石が埋め込まれていた。


フィナベルの話では、ソーサリーエレメントの近くには、ソーサリーエレメントの欠片が落ちていることがあるらしい。


ここで、ソーサリーエレメントについて少し説明しておこう。


ソーサリーエレメントとは、精霊界の中心にあるエレメンタル•スパイアと呼ばれる試練の塔の回りを六角形に取り囲むように配置されている巨大な魔法石である。


各属性ごとに存在していて、ソーサリーエレメントと契約することにより、その国の王様ソブリンとなることができる。


ソーサリーエレメントの力は偉大で、凄まじい魔力と対応する属性ランクの上乗せ(究極魔法10も限界突破することができる)と、さらに、禁呪級魔法を覚えることができる。


ハーベルは、他国へ行くとソーサリーエレメントを必ず見て回って、こまめに欠片を集めていたそうだ。


フィナベルはその欠片の形のいいものを厳選してこの柄にはめ込んでいたそうだ。


「このナイフ、主には光属性なんだけど、ソーサリーエレメントの欠片の力で、各属性をナイフにまとわせることができるのよ!」

フィナベルはまた自慢げに言った。


「ええ、てことはすべての属性の魔法ナイフが使えるってこと?」

アリオンが嬉しそうに聞いた。


「うん、しかも持っている時だけ、各属性のスキルも使えるようになるの!」

「すごいじゃないか!」

アリオンがフィナベルを褒め称えた。


フィナベル ♀

リバースサーフェス(マルチ)未覚醒

療薬と毒薬(存在)

(Remedia / Venomyst)

「レメディア•ヴェノミスト」

慈愛と厳格(感情)

(Gentilis / Severus)

「ジェンティリス•セヴェルス」

魔法属性は、無属性

固有スキル:「設定」

光:応用魔法5

闇:応用魔法5

炎:応用魔法5

水:応用魔法5

風:応用魔法5

土:応用魔法5


「でも、そうならフィナベルが使った方がいいんじゃないか?」

「まあね!でも、今は必要ないからアリオンが使って!」


「ありがとう!」

アリオンは本当に嬉しそうだった。


「あと、無限収納バックもあった方がいいわね!」

またリュックをかき回している。


「どんな形がいいとかある?」

「そうだな、戦う時に邪魔にならないように、腰の後ろにつけるポーチタイプがいいかな!」

アリオンは戦いの仕草をしながら説明した。


「ポーチね、確かこの辺に•••あった!」

そう言ってカッコいい腰付けのポーチを手渡した。


「おお、カッコいい!これも、アイテム入れ放題なの?」

「もちろん!」

フィナベルは腰に手を当てて言った。


「私の無限収納リュックと中身は共有されているから、ポーチからも取り出せるし、入れられるよ!」

「助かる!」

アリオンは感心しっぱなしだった。


「ちなみに、さっき確認したけどスマホは全く使えないみたいだね•••」

「うん、電話もメールもできない•••」

フィナベルは悲しそうだった。


「さらに、私は戦闘は全く経験ないから、ごめんなさい•••」

フィナベルは申し訳なさそうだった。


「分かった、戦闘は僕に任せて!君は、補助魔法や回復に専念してくれ!」

「分かったわ!」

フィナベルもそれならできそうだと、少し安心した様子だった。


次回 攻略開始!いきなりチートスキル!?

続きの気になった方は、

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リアクションと⭐5もつけていただけると幸いです。

頑張って続きを書いちゃいます!

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