遠征準備ともうひとつのプレゼント!?
「美鈴、明日はお休みだけど、遠征へ行ってみる?」
「ええ、いいの?」
フィナベルはとても嬉しそうだった。
二人で夕飯を食べながら、明日の目標と作戦を決めていった。
第一の目標は、光のソーサリーエレメントの場所まで到達する事。
作戦としては、エンフリードに前衛を任せて、八雲が弓で援護と止めを!
フィナベルは、臨機応変に立ち回ることになった。
「明日が楽しみ!じゃあ、おやすみ!」
「美鈴、だから、そこじゃないでしょ!」
「バレたか•••」
フィナベルは可愛く舌をだしてリフトへ戻っていった。
「毎日、このやり取りするんだけど•••もう、こっちで寝かせても同じな気がしてきた•••」
八雲はうんざりしていた。
翌朝、ムニュ、ムニュ•••
「やっぱり、いるよね•••」
「パパ、おはよう!」
「うん、おはよう!」
八雲は諦めた。
「さあ、朝御飯食べたら、頑張るぞ!」
「パパ、ヤル気満々だね!」
フィナベルはとても嬉しそうだった。
「リバースサーフェス!」
フィナベルがポーズを決めて、リフトを開いた。
「とりあえず、先に移動手段を確保しなきゃ!」
「そっか、スカイバイクだね!」
「うん、パパの分を作っておいたから、自分で設定してみて!」
「え、自分で?」
フィナベルはリュックからメチャクチャかっこいい、ブラック仕様のスカイバイクを出してくれた。
「うわ、かっこいい!」
「へへ、頑張って作っちゃった!」
「美鈴、ありがとう!」
八雲は思わずフィナベルに抱きついてしまった。
フィナベルも満更でもないようだった。
次回 試行錯誤と閃光のスカイバイク!
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