朝の目覚めはポーションで!
「ええと、美鈴さん?ここで寝るつもり?」
「そうだけど?」
フィナベルは可愛い子犬のような目でこっちを見てくる。
「いやあ、やっぱり不味い!ちゃんと自分のところで寝なさい!」
八雲は、フィナベルをリフトへと押し込んだ。
「ふーーー!毎日、これじゃ身体が持たないよ•••」
八雲は疲れきってぐっすり眠ってしまった。
翌朝、ムニュ?
「だーーーー!何でここで寝てるの?」
八雲が飛び起きた。
「ふぁーーー、パパ、おはよう!よく寝れた?」
「いや、寝れるか~!」
八雲はドギマギしながら言った。
「うん?」
フィナベルは小首をかしげた。
「はああ、疲れた•••」
「パパ、お疲れなの?ポーション飲む?」
「ポーション?」
「うん、ライフポーションだよ!」
フィナベルがポーションを取り出して八雲に渡した。
「これが、噂のポーションか、ゲームとかアニメでしか見たことない•••」
八雲はそんなことを呟きながら、グビッと一気に飲み干した。
身体の奥から心が洗われるような感覚で、物凄くスッキリした気分になった。
「スッキリ!」
八雲は何となく凛々しく見えた。
「パパ、かっこいい!」
フィナベルはおだててみた。
「じゃあ、いってきます!」
八雲は颯爽と出掛けていった。
次回 「設定」スキルは、可能性が無限大!?
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