遠い記憶のなか
飲めないコーヒー無理して飲んでみた
日によってあまり苦く感じないのは
なぜなんだろう
気持ちが良いときは
それほど苦くは感じないのかな
時はゆっくりと過ぎてゆく
落ち着かないときは
1、2、3・・
こころの中でそう
数を唱えてみる
そうしたら、
自分の忘れ物に気がつくことが
できるのかもしれない
遠くから、私宛の便りが届いた
見知らね人からではないこと
予想していなかったこと
だから、
さっきのコーヒーは甘く感じたのかな
遠い記憶
前なら戸惑って止めたことも
いまなら
あなたの前でも
いくつか、あなたの思い出とともに
記憶としてよみがえる
帰るときに
どこか新しいお店を探して
またコーヒーでも飲んでみようかな