リバースティック・ハイゼンベルク
誰もいない世界を神に願ったことはあるだろうか? ― 他人との関わりを避けて生きる六郷夜介(ろくごう・やすけ)は、ある日、誰もいないモノクロの並行世界に入り込む力を手に入れる。ひとり静かに生きることを望む彼であったが、その異質な力ゆえに、並行世界を舞台とする大きな思惑の渦に巻き込まれることになる。
第一幕
誰もいない世界を神に願ったことはあるだろうか?
2018/12/01 21:43
(改)
その女はメルトと呼ばれていた
2018/12/04 04:07
(改)
目を覚ました僕は
2018/12/06 23:49
(改)
夢も奇跡でもない
2018/12/08 10:53
(改)
十歳の夏
2018/12/16 00:00
(改)
町に二人の男が現れた
2018/12/16 00:01
(改)
水の中をたゆたう小さな泡
2018/12/23 01:35
(改)
夏の終わり、ゆかり姉ちゃんは消えた
2018/12/23 01:35
(改)
死体が見つかったわけではない
2018/12/23 01:36
(改)
ファイナルファンタジーが僕の敵であった
2018/12/23 22:50
(改)
十四歳、炎とともに僕の喪失は終わる
2018/12/24 01:04
(改)
第二幕
カフェは仕事の能率が上がる
2018/12/27 22:42
(改)
スタバから駅までの間、信号はふたつ
2018/12/28 22:04
(改)
物理で殴る、が最適であると
2019/01/06 07:31
(改)
ヴェルナー・ハイゼンベルク
2019/01/09 15:04
(改)
Artificial Tipping Point Invoker
2019/01/17 04:43
(改)
その代わり、力を貸して頂きたい
2019/01/18 03:04
(改)
すべての物事には、それがあるべきなのだ
2019/01/29 02:36
(改)
高エネルギー物理第二実験棟
2019/01/31 02:30
(改)
天才として生きる人生
2019/02/02 00:00
(改)
生命とはエントロピー増大則への反逆である
2019/02/03 13:29
(改)
幼い少女の声によって強制終了される
2019/02/03 14:06
(改)
長い一日になる
2019/02/11 00:21
(改)
ずいぶん昔の映画だったと思う
2019/02/11 00:22
(改)
ぱたぱたとドミノが倒れるように
2019/02/11 00:22
(改)
ユリはアザレアの本当の名前を呼ぶ
2019/02/11 00:23
(改)
ゆっくりと生きていたことを忘れてゆく
2019/02/11 00:23
(改)
僕も彼女をユリと呼ぼう
2019/02/11 00:24
(改)
無くすべきは、どれか
2019/03/01 03:15
(改)
昨日のように覚えているから
2019/03/01 03:16
(改)
あなたのせいでこうなったの
2019/03/02 21:34
(改)
わたしたちは似ている
2019/03/21 14:30
(改)
リバースティック・エフェクト
2019/03/22 00:00
(改)
クソみたいなイベント戦闘だ
2019/03/22 12:00
(改)
第三幕
それを残さずに食べたから
2019/03/30 08:00
(改)
朝ごはん食べない?
2019/04/09 00:27
(改)
その程度がお似合いなんだ
2019/04/09 22:50
(改)
戻るべき世界
2019/04/13 09:00
(改)
じゃあ、はじめましょうか
2019/10/13 17:49
(改)
ユーザー・イリュージョン
2019/10/13 17:51
(改)
妹がわたしのところに来てくれる
2019/10/18 04:01
(改)
スマブラやるか?
2019/10/22 21:26
(改)
カオスの始まりであり、世界の終わりだ。
2019/11/04 00:58
(改)
斯くして誰もいない世界は完成した
2019/11/11 11:51
(改)
比良坂聡の人生には、クソほどの価値もない
2019/11/12 02:45
(改)
俺は気が付かないふりをした
2019/11/13 21:00
(改)
吐く息は白く、耐え難いほどに遠い
2019/11/24 18:02
(改)
この家の呪いから救ってやる
2019/11/25 13:16
(改)
その一片に至るまで
2019/11/29 18:43
(改)
炎に沈む六郷の屋敷を
2019/11/30 22:27
(改)
俺は語るべき言葉を見つけられずに沈黙する
2019/12/01 10:00
(改)
いつかの未来
2019/12/02 09:00
(改)
第四幕
はじめにことばがあった
2020/11/24 19:00
最後に「何もない」だけが残る
2020/11/25 19:00
誰もいない世界を否定する
2020/11/26 19:00
なんとかしてよね
2020/11/27 19:00
世界が終わっても、終わらなくても
2020/11/28 19:00
世界の創造を
2020/11/29 19:00
ただそこにあるだけの
2020/11/30 19:00
エピローグ
エピローグ
2020/12/01 19:00