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エギルサーガ  作者: 胡椒姜
1章 忘却者の目覚め
3/27

2話 エギルの村

 シグルトが目を覚まして一週間ほどが経っていた。

 毎日テュールが来て、何かを思い出したか訊ねる。そして、シグルトはそれに申し訳ありませんと首を振る毎日が続いていた。

 そんなある日、スクルディアが一組の男女を連れてきた。男はマグニ、女はフレイアと名乗った。

 マグニはシグルトと同じ赤髪の男だった。黒い瞳は意志が強く頑固そうにも見えるのに、顔の印象はどこか悪戯が好きそうな、幼くも見える顔立ちをしていて元気が良かった。

 フレイアは黄金色の小麦のような明るく長い髪をピンクのリボンで纏めて結んでいた。スクルディアより少し目が大きくころんとしており、表情がころころとよく変わった。どこか、小動物めいた可愛さを持ち合わせた女性だった。

 シグルトは初めて会う二人に戸惑うが、そんなのお構いなしとマグニが笑顔で話しかけてくる。

「よぅ。大分良くなったみたいだな」

 マグニが笑いながらシグルトのベッドの上に座る。

 どうして、自分の怪我の状態を知っているのか。シグルトが疑問に思っていると、スクルディアが悲惨な戦場からシグルトを連れ帰った人物こそがマグニだと教えてくれる。

「ありがとう、マグニさん。マグニさんが助けてくれなかったら俺は……」

「いいっていいって。マグニさんなんてよしてくれ。背中がむず痒くなる。俺はあんたをシグルトと呼ぶ。あんたは俺をマグニと呼ぶ。いいな?」

 シグルトが礼を言うと、さん付けなんてやめてくれと手を振りながら答える。そして、シグルトが何かを言う前に決定。と明るく笑う。そんな少年っぽさにシグルトは苦笑するが同時に心が軽くなる。

「いやぁ、正直見つけた時、どうしようかと思ったんだぜ。下手したらガルム旅団かもしれないからな。でも、ガルム旅団のような奴に剣を突き刺して倒れていたからさ、きっとシグルトは味方なんじゃないかって思ったんだ。シグルト、背が大きいから苦労したんだぜ?」

 今はもう、磨かれて血脂一つついていない剣。それで敵を突き刺し、殺していた。そう言われても、実感はわかなかった。どんな理由があって、自分はガルム旅団の人間を殺していたのか。仲間割れだったのか、別の理由で戦っていたのか。シグルトは思い出そうと懸命に考えるが、やはり何も出てくることはなかった。

 村の一部では、シグルトを英雄ではないかと言う者もいるらしいが、自分が覚えてもいない。不確かなことでなじられるのは簡便だが、同じくらい褒められるのも勘弁願いたかった。そういう意味で、シグルトは生真面目だった。

「おいおい、そんな難しい顔してるもんじゃねぇよ。せっかく晴れてんだ。そんな顔してたらお天道様も引っ込んじまうぜ」

 マグニが笑いながら軽く肩を叩いてくる。そんなマグニのことを明るい男だとシグルトは思った。多少粗野ではあるが、気遣いができる。シグルトはそんなマグニを好ましく思った。

「逃げ出す心配もなさそうだし、誰かに危害を加えるわけでもなさそうだから、外出許可が出ているのだけど、外に行く?」

 スクルディアの提案にシグルトは頷く。外に出たくないわけがなかった。目を覚ましてからの記憶は全て、この部屋とそこから見える風景だけだったのだから。

「一応、腰紐だけは付けさせてもらうぜ。もっとも、シグルトが英雄でガルム旅団を打ち破ったなら、こんな腰紐一つでどうこうなるわけないんだけどな」

 それでも一度やってみたかったんだ。そう無邪気に笑いながら、マグニが腰紐を取り付ける。フレイアが小声でマグニがいるから、外出できるのだと教えてくれる。スクルディアが自警団であるマグニに頼み、マグニはそれを快く承諾したらしかった。そんな態度をおくびにも出さず、優しくしてくれるマグニがシグルトには眩しく見えた。

「ほら行こうぜ。ついでにこの村案内してやるから」

 マグニが元気良く外へと駆け出すと、そのせいでシグルトが引っ張られた。スクルディアとフレイアにシグルトは怪我人だ。と柳眉を逆立てて怒る。だがマグニは悪い悪い。とまったく悪びれる様子なくカラカラと笑う。シグルトは三人の仲が良いのに少し羨ましくなる。そして、同時に自分にもそういう人間がいたのかいなかったのかすらわからないことに、そこはかとない悲しみを覚えるのだった。

 記憶を失って一週間。こんなにも暖かい人の情を、絆を目の当たりにして、初めてシグルトは記憶を失って不安ではなく、悲しみを覚えるのだった。



 シグルトは外に出て、思い切り空気を吸い込む。土の匂いがする外の空気は、当たり前のように冷たかった。雪が薄っすらとだが積もっているのだから寒いのは当然だった。しかし、記憶を失ってから初めて外で吸う空気は新鮮だった。

 四人が外に出ると一匹の黒い犬が駆け寄ってくる。そして、その犬はスクルディアに擦り寄った後、シグルトの前に出てくる。最初は警戒しているのかと思ったが、一度吼えたあと、構って欲しいかのように尻尾を振って顔をこすりつけてきた。

 犬は結構な大型犬で、愛想よく尻尾を振っているのに逞しさを感じる。シグルトはその大きな犬をかがんで撫でてやると、犬は嬉しそうにもう一度吼えて甘えてくる。

「嘘、グラニがスクルディア以外の人に、こんなに懐くなんて……」

 フレイアは信じられないと驚き、目を見開いていた。

「どんな手品だよ。グラニはエイルさんにだって、こんなに甘えないぞ……」

 マグニも相当驚いている様子だった。

 それは、今腰紐を思い切り引っ張って走り出せば、手を離してしまうのではと思えるほどで、シグルトがしっかり握れと言う代わりに軽く引いてやる。すると、マグニは慌てたようにしっかりと握りなおす。

 スクルディアもたいそう驚いたようで、グラニを抱きしめてどうして?と訊ねていた。

 グラニは抱きしめられたのが嬉しいのか、ハッハッとスクルディアの顔を舐め甘える。スクルディアはそんなグラニを撫でて立ち上がる。

「グラニも、一緒に行く?」

 元気よくグラニが吠える。よしよし。とスクルディアがもう一度撫でると、尻尾が千切れるのではないかと言うようにぶんぶんと振り回し、嬉しそうにする。

「グラニ、雄だろ?」

 シグルトがマグニに冗談めかして言うと、マグニは笑顔でそうだと答える。そしてやっと冗談の一つも言うようになったかと笑う。

「さて、行きましょうか」

 こうして四人と一匹はエギルの村を散策することになった。

「エギルの村は温泉が出てるんだよ。それにダニューブとの国境も近いから、結構多く旅の人や商人とかが来るんだよ」

 フレイアが村のことを色々と語ってくれる。スクルディアからも聞いていたが、フレイアの方が細かいところまで説明してくれた。

「エギルの温泉はちょっとした観光スポットなんだ。村の人たちは無料で入れて、外から来る人に対してもそこまで高いお金は取らないから、わざわざ入りに来る人もいるんだ。温泉は個人が運営するんじゃなくて村として経営してるから、温泉での収益は全て自警団の武器や防具、街道の整備に使ってるんだよ」

 宿屋がそれで結構儲かってるのは内緒だけどね。とフレイアが可愛らしく笑う。

 温泉の話も聞いていたが、まさか村でそこまでしているのかとシグルトは唸る。

「後は、やっぱり山間の村だから酪農が盛んかな。私の家も羊や山羊、豚とか飼ってるし」

 マグニが少し暇そうに欠伸をする。シグルトにとっては新鮮な話でも、村の人間であるマグニにとってはどうでも良い話、もうわかりきった話なのだろう。

「あそこが自警団の詰め所だよ」

 自警団という言葉でマグニが反応し、俺は自警団員なんだと胸を張る。

「自警団はこの村を防衛するためにいて、村の男の人達は……」

「俺たち男は十四歳からここで訓練を受けるんだ。武器とか防具は一応支給される。毎月決められた日に訓練と、村の防衛任務に就くんだ」

 フレイアが続けようとしたところでマグニがそれに割り込む。自分のことだから自分で説明したかったのだろう。

 フレイアは仕方ないなぁ。と笑顔で説明をマグニに譲る。

「団長は、シグルトも会ったと思うけどテュールさんだ。あの人強いし厳しいけど、なんだろうな。村のことをよく考えてるのがわかるから、多少荒いことをされてもついて行こうって気になるんだ」

 マグニが少し誇らしげにそして輝かしい瞳でテュールのことを語る。

 シグルトはテュールのことを厳格そうな人間だと思ったが、それだけではないのだろうとマグニを見て感じる。

「しかし、どうして村で自警団を?領主、ここは確かフラン領だよな?領主様が応援に来るまでの組織にしては随分と大きい気がするんだが」

 シグルトが素直に疑問を口にした。すると、スクルディアが近寄ってきて声を小さくし口を開く。

「フラン領の領主ロキシス様は、このエギルの村を良く思ってないの。エギルは毎年決められた税を納めているんだけど、ロキシス様はもっと税を納められるはずだと言っているのよ。温泉を村人にただで入らせないようにしたり、もっと値上げをしたりするなどして。村はそんなことできないって突っぱねているんだけど、そのせいでロキシス様はいたく機嫌を損ねてるの。それで前のガルム旅団襲撃の時も、一切兵を出してくれなかったと言われてるわ」

 金のためにガルム旅団をけしかけたんじゃないかって言う話もあると、フレイアも小さな声で言う。

 エギルの村とフラン領主とは相当仲が悪いようだった。そして、だからこそ自警団が必要なのだとシグルトは理解する。

 自警団の詰め所を通り過ぎ最後は温泉だった。石造りのしっかりとした施設で、シグルトは驚いた。

 村の温泉をフレイアが熱っぽく語ったのがわかる。シグルトは精々温泉が湧いており、脱衣所が少しある程度のものなのだろうと思っていたのだ。

 しかし、温泉はしっかりと綺麗な石造り。確かに誇りたくもなるのもわかるものだった。

「驚いた?」

 少し嬉しそうに、そして自慢げにフレイアが笑う。シグルトは素直に驚いたと頷く。

「まぁ、何も知らないで来た人は大体シグルトと同じ反応だよ」

 得意げにフレイアはその大きめで形の良い胸を張って笑う。

「それにしても立派だ……」

「でも、そろそろ修理しないとあちこち痛んでるのよね……」

 スクルディアがそう言って温泉施設を眺める。シグルトにはわからないが、あちこちガタがきているらしかった。

「そうなんだよね。建て直すにしろ、修理するにしろお金がかかるから。自警団の方にもお金回さないといけなくて、今村の中でちょっと揉めてるんだ」

 特に盗賊団に襲われそうになったとなったなら、温泉より軍備にお金をかけねばならないだろうことは、村の人間でないシグルトにも容易にわかった。

「山間の普通の村だろ?ちょっと温泉があるだけの」

 マグニが笑う。だがシグルトは素朴で良い村だと思ったと言う。それにフレイアは嬉しそうにありがとうと言って笑うのだった。

「さて、そろそろお昼にしましょうか」

 気付けば太陽も高く、お昼時だった。シグルトはいたれりつくせりの待遇に、申し訳なさすら感じた。しかし、フレイアが笑顔で皆の分を作ってきたから気にするなと言う。

「外で食べるには寒いなぁ」

 マグニがそう言いながら勢いよくパンを口に詰め込む。

 それをスクルディアに行儀が悪いと怒られるが、マグニは全く気にする様子はなかった。

「いいじゃねぇかよ。フレイアが作るパンは美味いんだし。うちなんて最近麦の粥ばっかりなんだぜ……」

「マグニはそもそも肉を食べすぎよ。もう少し野菜を取るように、医者の娘としてはお勧めするわ。まったく、スルーズやヤールンサクサさんも大変ね」

 肉ばかりを食べるマグニをスクルディアが注意する。それは姉が弟を注意するようで見ていて微笑ましいものだった。

山羊の煮込まれた肉とパンは大変美味しく、舌鼓を打つ。スクルディアが作ってくれる料理も美味しいが、スクルディアは肉よりどちらかと言うと野菜を好むのだ。特に玉葱は毎食のように出てくる。

「スクルディアは説教臭すぎる。年取るぞ?」

 その発言にスクルディアが軽くマグニの頭を小突く。

 女に年齢のことを言うのは失礼だろうとシグルトも苦笑いをすると、かなわないとマグニは肩をすくめる。

「しかし、皆いくつなんだ?」

 それぞれ三人は年齢を答えてくれる。

 フレイアが最年少の16歳。マグニが17歳。スクルディアが最年長で19歳だと言う。

「シグルトも、あんまり俺たちと変わらないくらいだよな」

 マグニに問われて、シグルトはわからないんだから適当で良いと笑って答える。

楽しかった。この三人と外に出て、話をして、昼食を食べるのが。三人もそう思ってくれれば嬉しいと、シグルトは思った。

「ほらグラニ」

 グラニ用にも食事があったようだ。フレイアが屑肉を与えるが、グラニは鼻を近づけ匂いをかぐが口にしようとしない。意外にグルメなようだった。

「やっぱり食べてくれない……」

 グラニは決して食べようとはせず、スクルディアを見つめていた。

 まるですくルディアに食べていいの?と聞くようなその仕草が少し可愛らしかった。

「そうだ、シグルトお前グラニにその餌やってみろよ。もしかしたらグラニ食べるかもしれないぞ」

「もし食べちゃったら、私の三年あまりの苦労が報われないよぅ」

 フレイアは見たいような見たくないような、といった感じだった。しかし、マグニは面白いことを思いついたというようにけしかける。

「わかったわかった」

 シグルトはフレイアから屑肉を受け取り、グラニの前にもっていく。

「ほら、食べろ」

 口元に持っていく。すると、一度吠えてシグルトを見つめてくる。本当にいいの?そう訊ねているように見えた。

「いいぞ。食べろ」

 それに答えるようにシグルトが言うと、グラニは屑肉を口にした。

 次の瞬間マグニが大笑いをして、同時にフレイアが大地へと吸い込まれるように崩れ落ちる。

「おいおいフレイア、お前の三年間はシグルトの数時間に負けるみたいだな」

「そんなぁ……」

 情けない声を出してフレイアががっくりとうなだれる。スクルディアはよしよしとグラニを撫でてやっていた。

「普段から私の与えたものか、自分で獲ったもの以外食べないのに凄いわね」

 スクルディにそう言われても、シグルトはどの程度凄いのかわからなかった。

 動物に好かれるのだろうかと首をかしげる。そして昼食が終わり、一息ついた時一人の男がこちらに歩いてきた。

「やぁスクルディア」

 それは目を覚ました日に会った男、ブールだった。

「あらこんにちは。今から温泉?」

「あぁ、今日はこの時期なのに数人お客さんが来ていて忙しくなりそうなんだ。だから、早めに温泉に来ないと、入れなさそうだったから」

 そう言いながら、値踏みするようにシグルトを見つめてくる。

「大分、良くなったんですね」

「えぇ。おかげさまで。スクルディアとエイルさんに良くしてもらってますので」

 すっと、ブールの目が細くなった気がした。

「なるほど、もう出歩けるくらいに傷が良くなったのなら安心したよ」

 薄い笑い。何故か、体調が良くなったことそれ自体を喜ばれているとは到底思えなかった。

「そろそろ、出立するんでしょう?お見送りさせていただきたいのですが」

 出立の日。そう言われシグルトは驚く。まったく考えていなかった。だが、体調が良くなったのなら出て行くことを考えないといけないのは当然だった。

「何言ってるのよブール。まだシグルトは体も治りきっていないわ」

 驚きスクルディアがそう言うと、それは失礼。とブールは頭を下げてくる。

 だが、頭は下げるものの自分が悪いとはかけらも思っていないのは明らかだった。

「もう大分調子がよさそうだったもので、つい」

 その言葉に、マグニが我慢ならないと言うように口を開く。

「おい、ブール。手前、それはどういう意味だ」

 怒気が滲み出ていた。だが、ブールは言葉通りだよ。と軽く流してそれ以上マグニを相手にしようとはしなかった。

「さて、僕は仕事もあるからこれで失礼する。スクルディア、どうか気をつけて」

 何に、とは言わなかったがそれが自分のことを指すのだろうと、シグルトはわかってしまった。

「あぁ、畜生。嫌な奴に出会っちまったぜ」

 頭をがしがしと掻き毟りながらマグニが吐き捨てる。

「マグニはブールと仲が悪いんだよね。性格が合わないから、いっつも対立してるんだ」

 フレイアが二人の関係を軽く説明してくれる。恐らく、シグルトのせいじゃないから気にするなということなのだろう。シグルトはありがとう。と軽く笑う。

「よく言うわね、フレイア。あなたもブールのこと嫌いなくせに」

 少しため息混じりにスクルディアがそう言うと、フレイアは「うん。嫌い。全然好みのタイプじゃない」と迷うことなく答える。

「私はスクルディアと違って、ブールみたいなタイプは好きじゃないの」

「私も特別好きなわけじゃあないけど、まぁ、あなたたちに比べたらそうなるのかしらね」

 やれやれとスクルディアは笑う。

「あいつ、シグルトにえらく警戒心を抱いていたな」

 シグルトは警戒されること自体は仕方ないと思っていた。

 なにせ自分は身分を保証するものは何もなく、記憶すらない。警戒されない、しないほうがおかしいのだ。

「あいつ、まるで動けるならとっとと出て行けといわんばかしの態度だったじゃねぇか」

 出て行く。その単語にシグルトはこの村から出て行く日は近いだろうと思った。

 村の人たちは自分がここに居ることをあまり好ましく思わないだろうし、迷惑をかけるわけにもいかなかった。

「いいのよ、シグルト。気にしないで。私はあなたを追い立てるようなことはしないから」

 そう言って優しくスクルディアが笑ってくれる。

「ありがとう。でも、いずれ俺は出て行かないといけない。体もブールが言うとおり動くようになったわけだし」

 口ではそう言いつつも、シグルトは一週間しかいない、されどシグルトにとってはもてる記憶の全てであるこの村から離れがたいとも思ってしまったのだった。


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