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3

 ――――――



 今日君に会えるかもしれないと、俺は緊張していた。


 


 友達に聞いた同窓会のお知らせ。



 この地元に戻ってくるだろうか?



 そうしたら、逢えるかもしれない。



 そんな想像ばかりしていたら、正直、昨日は眠れなかった。



 馬鹿だとは思ってる。



 

 いい加減忘れろって。



 それでも君に会いたくて。





 俺は家を出た。




 行くかどうか悩んでたけど。



 散々悩んで、決めた。



 これが最後かもしれない。



 


 もし、会えたら。



 そうしたら、伝えてもいいだろうか。





 ずっと、君が好きだったんだ―――と。




 君に傍に居てほしいと。




 ただ、漠然とではなく、俺の隣に。


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