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ハッピーカモーン 24

 人生の行き止まりに、たまたま、このコーヒーショップに立ち寄った奈々子は、新たな道を開拓して、自力で道を進んでいった。拓也はそれを見届けただけに過ぎない。いや、たまたまではなく、手紙に書かれているとおり、奈々子は俺を選んで立ち寄って行ったのだと思いたい。その手伝いが出来ただけでも光栄じゃないか。拓也はそう思った。

 ふとサイドテーブルを見ると、青の招き猫が残されていた。もう一体の赤の招き猫は奈々子が持ち去ったのだろう。


 「俺も奈々子のことが好きだったよ」と拓也は招き猫を見つめながら呟いていた。愛の告白まで奈々子に先にされちゃったよ。拓也は情けないと思いながらも、自然に目から涙がこぼれていた。

 「ハッピーカモーン」

 拓也は奈々子が桜の木の下で口にした言葉を自然に声に出していた。

 奈々子に幸せが来ますように。


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