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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ANOTHER SENA

ANOTHER HIROとANOTHER SINOSAWA

作者: 影山 旭

鳳仙(ホウセン) 壊武(エム)。女の人。バケモン、モンスター(心優しき)。21歳。

日向坂(ヒナタザカ) 灯里(アカリ)。女の人。壊武の女。20歳。

⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆⬆

ガチ百合カップル。

河上(カワカミ) 力哉(リキヤ)。男の人。児童養護施設の園長。今作の被害者。62歳。

澤田(サワタ) 博美(ヒロミ)。女の人。ギフテッド。8歳。

ANOTHER SENA「おやすみ、みんな。」

鳳仙 壊武「え?んあ。灯里?」

日向坂 灯里「おおやすみ、壊武ちゃん?あれ?なんで壊武ちゃんもいるんですかSENAさん?」

SENA「トラブルが起きたの。」

壊武「トラブルぅ?まあいつもそうか。」

SENA「私は、ある条件を満たした人間限定で、常にその位置を把握できるの。でも、それが出来ない、正しくは、何者かに妨害されてる。」

灯里「?それってマズいんじゃ…」

SENA「ええ。マズいわよ。」

壊武「で?そいつをどうすんだよ?」

SENA「あなたたちにはとある児童養護施設に見学に行ってもらうわ。その間、私は原因究明とそれの解決、解除に専念する。」

壊武「んで、今日はなんか預けるもんとかねぇのか?」

SENA「ああ、今ミッションはこれを澤田 博美に触れさせてもらうわ。」

SENAが何も無い空間から馬鹿みたいにバカでかい棘鉄球と手斧が鎖で繋がれた武器を生成する。

壊武「(^q^)うほっ、かっけぇ!」

灯里「ちなみに博美って人は子供ですか?」

SENA「ええ、八歳よ。」

壊武「そんなの何歳だろうがあんま変わんねぇよ灯里。」

二人は揺蕩う。

墓場。件の児童養護施設のすぐそばだ。

SENA(ごめんなさい。今日は余裕ないから。)

灯里「かなり焦ってますね。」

壊武「そりゃああいつにとったら未知だろうしな。」

壊武と灯里はSENAのナビに従い、児童養護施設の表口に辿り着く。

SENA(ここよ。)

壊武「ウィース、邪魔するぜぇー。」

受付 い「どのようなご要件かお聞きになってもよろしいでしょうか?」

灯里「私たち、見学に来たんです。」

受付 い「では、園長をお呼びしますので、少々お待ちください。」

灯里「了解しました。」

少々待機中………

河上 力哉「お待たせしました。このラ・サール・ホームの園長を勤めております。河上 力哉と申します。」

壊武「私の名前は鳳仙 壊武、こいつは日向坂 灯里。よろしく。」

壊武が手を差し出し、力哉がその手を握る。

壊武(力がつよい。)

力哉「壊武さんと灯里さんですね?案内します。私について来てください。」

力哉「ここは食堂です。うちは子供たちに朝昼晩、絶対に食べさせるようにしてます。裏の野菜や卵なんかもたまに出ます。」

力哉「ここは風呂場です。一日一回、夜には必ず入ってもらいます。」

力哉「ここは遊び場です。私の趣味でしてね、世界各国のカードボードゲームを取り寄せてるんですよ。」

力哉「ここは図書室です。自習はここでさせています。あと、ここには難しい学術書しか置いてません。まあ、彼女にとっては漫画みたいなもんでしょうけどね( ̄▽ ̄)」

SENA(あの女の子が澤田 博美よ。)

壊武「ギフテッドか。」

力哉「その通りです。彼女曰く、小学校は退屈らしくて。」

灯里「異次元ですね。」

力哉「んでもね、話し方とかはごく普通なんですよ。本人が爪隠す系なせいでしょうかね。」

力哉「ここがトイレ、洗面台です。トイレの中には洗面台がなく、全ての手洗いをここでさせています。」

力哉「ここが児童用の寝室です。ベットが四つ、充電台が二つですね。」

力哉「ここは児童用のコンピューター室です。ネット系の創作活動などもここでできます。」

力哉「ここは教室です。学校の課題をやらせたり、映画視聴やグループワークなどに使用しています。」

力哉「他にも本施設では受験や通塾、習い事などのサポートも行っています。いかがですか?お子さん、うちに預けてみませんか?」

壊武「良物件だなぁ。ここ。なあ灯里?」

灯里「そうですね壊武ちゃん。もし宜しければ家で真剣に検討させてください。」

力哉「わかりました。では、その気になされましたら、いつでもまたいらしてください。」

壊武と灯里がラ・サール・ホームを背後に立ち去る。

壊武「おいSENA、問題は解決したか?」

SENA(……ごめんなさい。)

灯里「えっ。」

SENA(最終手段よ!私が時刻を夜まで飛ばすから、博美を誘拐しなさい!)

壊武「い つ も の」

SENA(あっ、灯里は近場の公園で待機ね️♡)

夜。ラ・サール・ホームの裏手の畑。

SENA(ライトセーバーぁあ。)

壊武「マジで万能さは一流なんよなぁ。」

ライトセーバーでフェンスをカットする。

壊武「侵入っと。」

壊武は児童養護施設目掛けて小走りで進む。

力哉「そうは問屋が卸しませんよ?」

壊武「マジか。」

力哉「大マジです。」

壊武「なあ、ちょっとだけ!先っぽだけ触らせたらすぐに返すから!」

力哉は右の人差し指をピンと立てる。

力哉「甘い言葉をかけられる時、私は【獣が狩人の言葉を信用するな。】という言葉を思い出すのです。あなたの目的はズバリ、博美さんでしょう?私は女神様から【近い内にこの世のものでは無い者たちが澤田 博美を訪ねに来る。備えよ。】というご予言をいただいたのです。」

力哉「彼女には指一本、触れさせない!!!」

力哉は両方の人差し指を忙しなく打ち付ける。

壊武(SENA、イカロスの翼。)

壊武はイカロスの翼を装備した。

ビタっ

壊武の左の翼が空中で停止する。

壊武「は!?」

SENA()

ぼぎぃ

壊武は殴られながらも力哉の背後に回り込む。

ゴリァゴリァゴリャゴリャゴリャゴリャ

力哉「ほう、空間系ですか。」

しゅ

壊武「ごぅ!」

壊武(瞬間移動。)

力哉(次は当たる。もう慣れたでしょう。)

壊武の神速移動、だが壊武の左の翼に力哉の手が吸着する。

二人が渦巻く。

ボグドゴドゴアグゾベゴ!!!

力哉の超連続腹パン。

ぼぐぉ

壊武の頭が蹴られ、きつく斜めに打ち上がる。

力哉「続きは空で相手してあげます。」

赫い閃光が壊武をさらに上空へ吹っ飛ばす。

壊武「クソが!」

壊武は体制を立て直す。

ポポポポポ!!!

力哉が蒼い球をいくつも生成し、発射する。

ギボギジドゴズベゴズデ!!

華麗な翼捌きで蒼い球が破壊されてゆく。

しゅ

壊武は背後から放たれた赫い球を弾く。

ぼじゅじゅべどじょべ!!!

壊武(?)

違和感。

力哉「まだ私の赫は炸裂していませんよ?」

ぼぐぉおおおおおお!!!!!!

壊武の背中に赫い閃光が走る。

度中うううううう!!!!!!!!!

壊武の土手っ腹にぶつかった力哉の拳が黒く輝く。

ボぉおおお!!

力哉が真下に叩きつけられる。

力哉「あれを耐えますか。」

壊武が力哉へ急降下している。

力哉が右手の人差し指を中指に絡める。

力哉「領域展」

バリぃいいいいいい!!!!!

力哉「は?」

SENA(人数を推し測り誤ったわね。ついでにあなた反転術式使えないでしょ。)

力哉(?????????????????????????????)

壊武が力哉の後頭部を蹴り飛ばす。

ボジギドゴゥガァアアア!!

力哉が建物に激突。失神に追い込まれる。

SENA(トラブル、全て解決したわ。)

壊武「じゃあ灯里と合流させてくれ。」

灯里が待機している公園。

灯里「おかえり!!」

壊武を激しく抱きしめる。

壊武「ただいま。」

壊武「SENA、早速でわりぃが博美とテレパシー繋げ。」

SENA(りょーかい。)

回線を取得しています…………

壊武(こっち来い。)

博美(あれ?今日見学に来た人じゃん。)

壊武(飲み込み速!)

回線が切断されました。

SENA(会話は後でしなさい。)

博美が公園に召喚される。

博美「どーしたのぉ?おねぇさんたち、こんな夜遅くに。」

灯里「かっっっっ」

壊武「SENA、例の武器を。」

突然何も無い空間から例のバカでかい武器が生成される。

博美「わー。おっきい。」

壊武「これに触れ。」

博美「いいよぉ。おねぇさんたち、いいひとそう。」

博美が鎖部分にチョンと触れる。

その刹那、少女が筋肉ムキムキマッチョマンの変態に変貌する。

博美「わー。すごい。」

壊武「顔はそのままだがいいんか?SENA?」

SENA(これでいいわよ。)

博美「この声がSENAさんだね?」

SENA(ええ。時刻、飛ばしてもいいかしら?)

博美「いいよぉ。」

翌日。午前10:00。ラ・サール・ホーム表口に繋がる坂道。

ANOTHER HIRO「うわぁ。きっしょお。」

瞬間、博美が放った棘鉄球と手斧によりANOTHER HIROの身体が原子の一粒も残らず消滅する。博美の体が元に戻る。

SENA(お疲れ様。あと壊武、あなたあれだけボコられて無傷ってなんなの?)

壊武「は?お前私をバケモノって言いたいんか?」

灯里「まあ、まあ、壊m」

壊武が灯里の隣で目を覚ます。

壊武(い つ も の)





















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