1095日間で底辺から頂点へ
これは私が実際に起こしたお話です。
第一章
初めての家出
この日俺の人生はほぼ詰んだ。
昨日商業高校を単位ギリギリで卒業した。ちなみに俺のスペックは童貞で年齢=彼女居ない歴の俗にいう何にも良い事が無いただの陰キャラだ。
そんな俺でも専門学校に入ることは出来た、しかしその専門学校の授業料を今度払えばいいやと思い、授業料を思いっきり遊びに使った。俺は馬鹿だった、授業料は来週の金曜日までと聞き焦ってバイトを探していたが大抵バイト代では到底賄える金額ではない。学校には行かないでその授業料で遊んでいた事が親にバレ当たり前に学校の退学、親に勘当をされた。
学校に居た時期はたったの2週間だ。それまで親が苦労して働いたお金を、どぶに捨てたのと一緒の事をしたのだ。
今日は初日使っていたが、あまりにもお金が無さすぎて、使っていたイヤホンを売ったお金で漫画喫茶に来た、ギリギリの値段で飲み放題、漫画読み放題、を満喫したのだ。合計は2000円8時間座っていて2000円は正直安いと思った。
親の連絡を無視していたら流石に警察沙汰になると思い1件電話を入れたのだが、
「お前どこで何やってるんだよ! 」
当たり前すぎた反応だった。電話はすぐに切った同級生の友達にも連絡していることして
「しばらく、泊めてさせて」
と連絡をしたが、
「新しい生活慣れてないし、大学忙しいから来年からなら平気」
この一言を聞いて身分証も顔付きではない、現金も残り1000円の俺は、(まじで詰んだどうしよう)と心の中で叫んだのであった。
初投稿でした。支離滅裂なところや、面白かったことつまらなかったこと、改善点などあるようでしたら。コメントしてくれると大変にありがたいです。ぜひよろしくお願いします。