いよいよのようだ
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そして、本当に何事も無く、1ヶ月が過ぎた。
もちろん、色々なことはあった。
叔父上が、サユリさんに迫られて、タジタジになっていたり。
アテナとイージスが、良い感じになっていたり。
複雑な気分だが、エリカとカロン様の仲が、さらに良くなったり。
俺自身も、あれ以来ホムラが迫ってきて大変である。
そしてシノブも面白がり、便乗してくる。
俺は、結婚するまではしないと決めているので、なんとか耐えている。
……はい、そこ!ヘタレとか言わない。
そこは責任感のある男と言ってくれ………え?ダメかな?
そして、王都へ行く日を迎える。
「では、叔父上。カロン様と、サユリさんをお願いします」
「おうよ。仕方ないが、任されよう」
「仕方ないって……はぁ、もういいか。カロン様、サユリさん、叔父上のことよろしくお願いしますね。何か無礼がありましたら、後で報告を。俺が責任を持って、罰を与えます」
「ほう、やれるものならやってみるがいい」
「ええ。では、もう二度と二日酔い治してあげませんね」
「そ!そんな!?それだけは勘弁してくれ!鬼!悪魔!」
「というか……護衛なんですから、呑んでちゃダメでしょうに……」
「ははは!シグルドもユウマ殿には敵わないようだな!」
「ふふふ。シグルド様ったら……可愛い」
「クソ!わあったよ!帰ってくるまでは、我慢してやる」
「お兄ちゃん、気をつけてね。後、お母さんによろしくね」
「ああ、エリカもな。お前は、来なくていいのか?」
「うん、甘えちゃいそうだし……。それに、そんな暇があったら鍛えなさいって怒られちゃう」
「はは!確かに、言いそうだ。では、行き詰まったら叔父上に言いなさい。稽古をつけるように、言っておいたから」
「わかった!ありがとう!お兄ちゃん!」
「アキトも、頼んだぞ?君が守るんだ。叔父上だって万能ではないし、アースドラゴンが来たら、出動しなくてはならない」
「はい!師匠!教えの通りに頑張ります!」
すっかり、師匠と呼ぶようになってしまったな……まあ、いいか。
「イージス、アテナ。叔父上がいない場合もあるから、頼んだぞ?」
「はい!団長!オイラに任せてください!」
「まあ、仕方ないから面倒見てやるさ」
この二人は迷ったが、置いていくことにした。
この隙を突くとも、限らないからな。
なので、シノブとホムラの三人で行くことにした。
あと、ノインさんも、御者兼補佐としてついてくる。
この人基本的には黙っているし、優秀なんだがな……。
ホムラをいじるのが、好きなんだよな……最近は、俺も巻き込まれる。
そうして、俺達はガンドールを出発し、王都へ向かった。
そして2日後、王都へたどり着いた。
「母上、ご無沙汰しております。体調はいかがでしょうか?」
「ユウマ、お帰りなさい。ふふ、男子三日会わざれば刮目してみよとは、言ったものね。すっかり、立派になって……母として嬉しいやら、寂しいやら……複雑だわ。体調は大丈夫よ」
……うん、顔色も悪くはない。
どうやら、嘘ではなさそうだ。
良かった……。
「いえ、まだまだ未熟です。皆に助けられて、なんとか領主をしております」
「それで、いいのよ。人は、一人では生きていけないのだから。これからも、皆を頼りなさい。皆も喜びますよ?」
「そういうものですか……。わかりました。では、とりあえず王城へ行ってきます」
俺達はノインさんに荷物を預けて、王城へ向かい、国王様の私室に通される。
「お主達、一月ぶりじゃな。とりあえず、元気そうでなによりだ」
「国王様も、お元気そうで良かったです。とりあえずは、皆も無事に過ごしています」
「そうか、そうか。本当はお主には、そのまま護衛をして欲しかったのだが……今、色々ゴタゴタしておってのう。皆、疑心暗鬼に陥っておる。誰を信用していいやらとな……」
「無理もないことですね……。近衛やら、伯爵が裏切ったのですから。それで、私に何かご用が?」
「そうなのだ。お主には、エデンの王を迎えに行ってもらいたい」
「なるほど……いよいよ会談ということですね?」
「その通りじゃ。手紙では、4日後に国境に着くとのことだ。なので、明日か明後日には出発して欲しい。急で、すまんな」
「いえ、問題ありません。その任務、やらせていただきます」
「ふむ……領主にしたのは、正解だったのう。良い顔つきになりおった」
「そうですかね?母上にも言われましたが……」
「私たちは、毎日会っていますからねー。他の人は久々なので、そう思うのかもですねー」
「でも、確かに最近のユウマは……そ、その素敵だと思いますわ」
「そうか。ありがとう、ホムラ。お前も、相変わらず綺麗だ」
「ふえ?な、なにを……あ!笑ってますね!もう!」
「ククク……いや、本音なのだがな。あまりに面白い顔になるから」
「うむ、仲が良くてよろしい。次世代の公爵家も安心だな」
「………はい?」
「なんじゃ、聞いとらんのか?……なるほど、ノインの仕業か。彼奴は優秀なのだが、人を驚かしたりするのが好きだからのう」
どうしよう……嫌な予感しかしない……。
「どういう意味ですか?」
「……余がゆうことではないな。帰って聞くといい。では、ユウマ頼んだぞ」
「……わかりました。では、失礼します」
ちょっと、イタズラが過ぎるな……一度やるか。
俺たちは、家に戻ることにした。
「ノイン!どういうことですの!?」
「あら、バレましたか。明日、サプライズしようと思いましたのに」
「ノイン?俺は一度、お前を締め上げる必要があるか?」
「……これは、失礼いたしました。とても良い覇気です。私が悪かったですね。申し訳ございません」
「……ほどほどにな。だが、あまり舐めるようなら……優秀だろうが、容赦はしない」
「肝に銘じます。では、こちらを」
「ああ。ちなみに、ホムラをイジるのは、ご自由にどうぞ」
「ちょっと!?ユウマ!?どういうことですの!?」
「揺するな!見えん!ほら、一緒に見るぞ」
そして二人で、手紙を見る。
「なになに……明日公爵家にこられたし……公爵継承について話……なに!?」
「……お祖父様は、隠居なさるのかしら?」
「……よくわからんが、行くしかあるまい」
やれやれ……継ぐかもとは思っていたが……早すぎるな。
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