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妹が第三王子に惚れたというので成り上がることにした  作者: おとら@9シリーズ商業化
3章 準子爵から子爵になる

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サイドストーリー~シノブとホムラ~

新たにブックマークと評価をつけてくれた方、ありがとうございます!

さて、オーガジェネラルを倒したわたし達は、久々の休息を満喫していました。


今日はー団長がギルドマスターと報酬について話し合うとのこと。


なので、自由にしろと言われました。


なので、わたしはこの折角の機会にホムラを誘い、街に繰り出すことにしました。


「どうしたのですの?貴方がワタクシを誘うだなんて」


「まあ、そうなんですけどねー」


わたしとホムラの関係性は中々複雑だ。


出会ったのはホムラが先。


パーティーに入ったのはわたしが先。


一緒のパーティーになってからは、団長の知らないところで度々揉めていた。


わたしは団長の子種がほしいので、積極的に迫っていた。


でもホムラはそれを邪魔してきた。


はしたないとか言いながら。


自分だって迫ればいいじゃん!というと顔を真っ赤にした。


そんなことできません!って言ってた。


ただ共通していたのは、2人とも団長が大好きなこと。


団長に、迷惑はかけたくないということだった。


なので、一度ケリをつけることにした。女の戦いである!


といっても戦闘タイプが違すぎるので、実際の戦闘はしていない。


やったことは、所謂(いわゆる)キャットファイトである。


ホムラがわたしの頬を叩いて言いました。わたしの方が先に出逢ったのに!


わたしも叩き返して言いました。そっちがいつまでもウジウジしてるからです!


ホムラが叩き返して言いました。ワタクシにだって色々事情があるのですわ!


わたしもまた叩き返して言いました。それはこっちだって同じです!


そうしてその後もくだらないことを言い合いました。


そして、一先ず停戦条約が結ばれました。


2人で団長に近づく女を潰していこうと!団長の側にいるのはわたし達だと!


何故なら団長はモテモテですから。自覚ないですけど。


まあ、わたし達が排除しているのも自覚がない一因ですけど。


そんな訳で、わたしとホムラは決して仲が良いわけではありません。


所謂ライバルでもあり、同盟を結んだ相手であり、パーティーの仲間でもあるわけです。


もちろん、もう付き合いは長くなってきたので、いがみ合うことはなくなりましたけど。


ただ、2人で出掛けたりするのはこれが初めてかもしれません。


「いや、たまにはいいかなと思いまして」


「ちょっと怖いのですけど?貴方がそんなこと言うなんて・・・」


「むー!ひどくないですかー?同志じゃないですか」


「まあ、そうですけど・・・貴方何か悩んでますか?」


「まあ・・・そうですね。エデンについていくか迷ってたんですよねー」


「ええ、聞きましたわ。まさか貴方・・ワタクシが団長とあまり居られないからと、気を使ったのではありませんよね?」


「まあ、それも無きにしも非ずですね。ただ、それだけだったらホムラに怒られてしまうので、理由は他にあります」


「・・・そう。わかっているのならいいのです。貴方にだけは同情はされたくありません。そ、その貴方はワタクシが唯一認めるライバルですから・・・」


ホムラは照れ臭そうにそう言った。


わたしは不覚にも少し嬉しかった。あまりこういう事言わないから。


ちなみにわたしも照れ臭かった。


「あれ?ホムラ?デレ期ですか?」


「もう!茶化さないでください!相変わらずなんだから・・・ではその他とやらで話があるのですか?」


「ええ。詳しくは言えないんですけど、もしかしたらわたしの里に行った際に、問題が起きるかもしれません」


「・・・わかりました。それでワタクシは何をすればいいのです?」


「あれ?何も聞かないんですか?」


「まあ、ワタクシも色々隠してた身ですから・・・おそらくですが、貴方も団長にいらぬ負担をかけたくないから、ワタクシに言いに来たのでしょう?」


「あちゃーバレましたね。ええ、そうなんですよー。まあ、何も起こらなきゃそれでいいんですけどねー。一応保険として、ホムラにはこれを預かってほしいのです」


「これは封筒?どの場面でどのように使うのですか?」


「これは何も無ければ捨ててください。で、わたしの忍びの里で団長に何か問題が起きたら、これを団長に渡してください」


「ワタクシはただ渡せばいいのですわね?」


「ええ、そうです」


「わかりましたわ。責任を持って預からせてもらいます」


「なんたが、やけに素直ですねー?いや、楽でいいんですけど」


「いや、その・・・貴方には感謝しているのですわ。貴方はその気になればワタクシを排除して、団長を独り占め出来たはず。でも貴方はそれをしなかったどころか、素直になれないワタクシをフォローしてくださいました。なので、貴方の力になりたいと思ったのですわ」


「まあ、否定はしませんねー。でもわたしはホムラ嫌いじゃないので、別にいいかなと。わたしは団長の側に居られれば何でもいいので。もし、わたしを排除するような女なら話は別ですけどねー」


「そ、それは怖いですわね。貴方ならやりかねないところが。ですが、同じ気持ちです。ワタクシも団長の側に居られればそれで幸せですわ」


「じゃあこれで同盟強化ですね!まったく団長は果報者ですね!こんな良い女2人に惚れられて」


「ふふ。ええ、そうですわね」


その後は2人でお茶をしたり、お買い物をしたりして楽しんだ。


まあ、たまにはこういうのも良いかもですね!


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