表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妹が第三王子に惚れたというので成り上がることにした  作者: おとら@9シリーズ商業化
3章 準子爵から子爵になる

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

58/117

指定依頼を受けて王都を出発する

ポイントが100を超え嬉しくなったので投稿します!


新たにブックマークと評価をしてくれた方々、ありがとうございます!

あの突然の突撃訪問から2週間程経った日のこと。


俺は予定があるので、いつもより早く起きて仕事をしていた。


「あー!男爵の仕事に慣れたと思ったらこれだもんなー!」


「まあまあ、団長。わかっていたことじゃないですか」


「いや、そうだけどな。でもあと20日でエデンに行かなきゃならんから急がないと。これはアロイスに残すわけにはいかんし」


俺が今やっている仕事は、治安維持部隊に関することだ。


男爵の頃はただの一部だけの地域の担当だったのが、準子爵になったことで3倍の地域に増えた。


王都だけあってめちゃくちゃ広いから大変だ。


まずは東西南北の門がある。


そして貴族街、平民街、遊楽街、商店街、貧困街がある。


あとは外周の警備、街道の整備など。


主に治安維持部隊は下級貴族である、子爵から騎士爵の仕事だ。


俺は準子爵なので2番目に偉くなったので、それはもう大変だ。


ましてや子爵になったら統括者の1人になるからもっと大変だ。


ああ、冒険者稼業してたころが懐かしい・・・。


まあ、仕方ないので頑張りますか!エリカの為にも!自分の為にも!


そうして書類と格闘してから2時間ほど経ったころ、ようやくひと段落した。


「はぁー!疲れた!」


「団長、お疲れ様です。どうぞ」


「お、喉渇いてたんだ。ありがとな」


「いえいえ。じゃあ、行きますかー?」


「ああ、次は冒険者ギルドだな。忙しいが、急がないとな」


「ええ、後少しで3級ですから。まあ、私は2級になりそうですけど」


「お前の実力なら問題ないだろ?叔父上も太鼓判押してたぞ?俺は見てないが、奥の手を使った状態で模擬戦したんだろ?」


「ええ、一度本気でかかってこいと言われまして。まあ、身体に負担がかかるので半分くらいの解放でしたけど。まあ、たとえ全力でやっても勝てそうにないですねー」


「まあ、一対一で勝てる奴はこの辺にはいないんじゃないか?うちの国には特級もいないしな」


「ですよねー。まだ余力がありそうでしたし。団長の奥の手を使えばどうなんですか?」


「ああ、魔力による身体強化及び斬れ味強化か。正直完成すれば良いところまでいけるとは思う」


「おおー、大きくでましたね。で、完成の目処は立ったんですか?」


「おい、わかってて聞いてるな?まだだよ!魔力制御が難しすぎる」


「ふふ、次の剣聖大会までに完成すると良いですね?」


「そうか。俺がもうすぐ21になるから、あと2年か。そうだな、それまでに完成させたいな」


そうして、俺達は予定通りに冒険者ギルドへ向かった。


俺とイージスとアテナは今、時間を見つけては冒険者稼業をしている。


何故ならホムラの護衛としてエデンに向かうからだ。


バランスを考えて、アテナには護衛にと頼みこんだ。


とゆうか、俺はアテナを家臣に加えようとしている。


戦争の報奨金も出たし、準子爵になったし。


アロイスとイージスも家臣に加えたから、あとはアテナだけだ。


ただ本人は嫌がっている・・・とは違うか。


アタシみたいのが無理だよ!という感じだ。


でも義姉さんとも仲良いみたいだし、居てくれたら助かるんだけどな。


まあ、とりあえず今回は了承してくれた。


ちなみに双子はまだ早すぎるし、ホムラは論外だ。


そうこう考えているうちに冒険者ギルドへたどり着いた。


すると声をかけられた。


「よう、ユウマ殿にシノブ殿。また会ったな」


「おお、ゼノスか。此間は依頼手伝ってくれてありがとな」


「なに、お安い御用だ。なにやら急いでランクを上げたいんだろう?」


「ああ。詳しい理由は言えないが、少し出張をしなくてはいけなくてな」


「まあ、ユウマ殿も準子爵になったこと仕事の幅が広がったのだろう。今日は手伝ってあげられないが、また人がいなければお手伝いさせてもらおう」


「ああ、今日は人いるから大丈夫だ。ありがとう。また機会があれば一緒に依頼受けような」


「おう、いいですぞ!では、失礼する」


そしてゼノスはギルドから出て行った。


「うーん。ゼノスさんって不思議な人ですよね?」


「ん?どの辺がだ?」


「んー・・・なんて言っていいのかはわからないのですけど」


「なんじゃそりゃ?俺には全くわからないのだが、嫌な感じの方か?」


「いえ、嫌な感じではないです。んーなんでしょう?」


「まあ、確かによくわからん人だが嫌な感じしないなら問題ないさ」


「まあ、そうですねー。すいません、行きましょう」


俺達は予約をしていた部屋に入った。


そこにはホムラと双子を除くメンバーが揃っていた。


ちなみにホムラは公爵令嬢として大使に任命されたので、今はひたすらお稽古に励んでるようだ。


この間、もうワタクシ嫌ですわ!魔法バンバン撃ちたいですわ!と駄々をこねていた。


なので一度だけ連れてってやったら、満足そうに帰ったけど。


そして双子には申し訳ないが、俺が受ける依頼には外れてもらった。


そうじゃないと上級の依頼が受けられないからだ。


でも、これも良い機会だと思っている。


何故ならあの双子ももうすぐ14歳。


いつまでも俺らが面倒を見ていたんじゃ、成長しないからな。


なので2人には、街で受けられる依頼を中心に受けてもらっている。


あとは簡単な討伐依頼をしてもらっている。


まずは2人でやって、街の人に信用してもらえるようにならないとな。


もちろん俺のパーティから追い出すということはない。


何より嬉しかったのは、2人が自分から言い出したことだ。


団長の足枷にはなりたくありません!必ず追いつくので、先に行ってください!


もうお兄さんは涙を堪えるのに苦労したよ。


あの2人の前では、カッコイイお兄さんでいたいからな。


「団長、これで揃いやしたね」


「ああ、待たせたな。では行くか」


俺達7人はギルドを出て、王都を出発した。


ちなみにイージスは4級に、アテナは3級に、アロイスは3級に上がっている。


このメンバーだと2級まで受けられるからな。


ちなみに今回は指名依頼というやつだ。


ギルドが直接冒険者に依頼をする形だ。


このメンバーなら大概のことは平気だからと任された。


俺も執務室の机に座ってばかりじゃ、まいってしまうので受けることにした。


それに近隣の住民の不安を取り除いてあげたいしな。


今回は魔の森から迷い込んだと見られる、3級のオーガの討伐だ。


準子爵になって何が良かったというと、良い馬を人数分揃えられるようになったことだ。


これがあると、今までは割に合わず行かなかった街に行けたりする。


今回行くのは北西にある街ガーランド。


一応イージスの故郷がある地域だな。


ちょっと距離があるが、時間があれば寄りたいところだ。


だが、そこには今治めるべき領主がいない。


何故なら前回の戦争で亡くなったザガン中将、いやザガン伯爵が治めていたからだ。


どうやら跡継ぎを決めていなかったようだ。


なので、誰が継ぐかで身内で揉めているらしい。


まあ、自分が死ぬとは微塵も思っていなかったのだろう。


どこの貴族も変わらないな。民にとっては、圧政さえ敷かなきゃ誰でもいいのにな。


まあ、今回はそこは関係ないからあまり関わらずに行く予定だ。


ただガーランドにはオーガを倒せるような冒険者はおらず、王都まで依頼がきたということだ。


そもそも4級を超える冒険者は、全体の10%ぐらいと言われているしな。


さて、何事もなく終わってくれればいいが。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 正直主人公とエリカ以外の恋愛話は風呂敷の広げすぎに感じるかな。 [一言] 100Pt達成おめでとうございます!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ