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妹が第三王子に惚れたというので成り上がることにした  作者: おとら@9シリーズ商業化
2章 男爵からとりあえず準子爵になる

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男爵からとりあえず準子爵になる

新たにブックマークしてくださった方々、ありがとうございます!


この話で50話を達成し、二章が終わりになります。


色々と未熟な点もありますがこれからもよろしくお願いします。

俺は国王様と宰相様と座って向かい合い話し合いをはじめた。


宰相様がでは私が質問を聞きましょうと言った。


「では、ユウマ殿。どうぞ」


「はい、まず子爵の件ですね。ホムラには一応聞いたのですが、そちらが忖度したわけではないのですね?」


「ええ、まあ100%そうかと言われると困るのですが。でもほぼないとは言えますね」


「わかりました。では何故です?うちは準子爵に近い男爵ではありますが、子爵までは相当な戦功や貢献がいると思うのですが」


「まあ、元々今回戦功をあげなくても、失態を犯さず生き残れば準子爵になる予定でした」


「あ、なるほど。そこまではもうきていたのですね」


「ええ、準子爵から子爵に上がった理由ですね。一つは貴方がオークとオーガの襲撃を見事に防いだことです。おかげで沢山の人が救われました。高位貴族の方々からも息子や娘がそこにいたので感謝をしたいと述べていました。お手紙がこれからくると思います」


「あ、そうなのですね。まあ、普通後方部隊といえば安全ですからね」


「ええ、正直この時点で子爵にあげても文句はでないと思います。あのまま後方部隊がやられていたらアクナライナはもちろん、もう一つの戦場も敗戦していたかもしれません」


どうやら俺は自分が思っていたより凄いことをしたらしい。


あの時は無我夢中だっただけだしな。


「でもあくまで結果論ですよね?」


「ええ、でもそれでいいのです。戦争においては結果が全てですから。あと極め付けは貴方の傍付きの方ですね」


「シノブですか?そう言えばなんか指揮官らしき人を倒したとか言ってましたね」


「そう。それなのです。あれはこちらで言えば大将クラスの指揮官だったらしく上級の魔物は消え去り、他の幹部も慌てて撤退しだしたそうです。まあ、功を焦った我が国の指揮官も亡くなりましたがね」


まあそもそもあの国は謎だらけだからな。


「はぁー大金星ですね」


「ええ、凄かったみたいですよ?擦り傷すら負わず眼は紅く染まり、返り血で真っ赤になった姿はまるで戦場に舞い降りた戦女神だと兵士達が言っていました」


いや戦女神じゃなくて吸血鬼ですけどね。とゆうか奥の手使ったのか。俺は発破をかけたからだな。


「はは、まあ相当張り切っていましたからね」


「で、その戦功は主君である貴方にいきます」


「ん?あ、そうゆうことですか」


「ええ、シノブさんは我が国に仕えているわけではありませんから。貴方個人に仕えています。一応本人にも叙勲を受けとるか確認したのですが、ユウマ殿に忠誠を誓っているのでと言われました」


「なるほど。大体は納得が出来ました。偶々上手くいったということですね」


「まあ、そうなりますね。こんなことはそうは起こりませんから。では次は少佐の件ですね。これは先程の戦功もそうですが、一番の理由は佐官クラスの人間が多く亡くなったことによるものです。なので戦功をあげ優秀な貴方を、佐官や尉官や下士官からの推薦もあり少佐にしました」


「そんなに亡くなったのですね・・・その推薦した方々は?」


「ルイベ中佐をはじめとする方達ですね。とても貴方のことを褒めていました」


「はは、照れますね。そうか、ルイベ中佐が・・・認めている人に認めてもらえるのは嬉しいですね」


「ええ、気持ちはよくわかります。では納得してもらいましたのでここからは国王様お願いします」


「うむ、ユウマ。この度はよくやってくれた。礼を言うぞ」


「いえ、勿体ないお言葉です」


「相変わらず謙虚であるな。まあ、それが其方の良いところでもあるからよいか。では、実はここからが本題なのじゃ」


「え?もうお腹いっぱいなんですが」


「まあ、そう言うな。これも爵位に関係するしの。少佐にはすぐにあげても問題はないのじゃが、さすがに爵位だけは簡単にあげることはできないのじゃ」


「ええ、それはわかります。だからこそ疑問だったのです」


「うむ、なのでまずは準子爵にあげる。そして其方に任務を与えるからそれを遂行して子爵にあげるということにする」


「なるほど。それなら反対もされないと?」


「まあ、そうゆうことじゃ。形式にこだわる奴が多くてのう。困ったものじゃ」


「で、その内容は聞いてもよろしいですか?」


「うむ、ウィンドルが怪しい動きをしているのは間違いない。長きに渡り決まった時期に仕掛けてきたのに、今回仕掛けてきたのは其方の推測以外にもあると余は思っておる」


「ええ、謎の多い国ですがそれだけに不気味ですね」


「うむ。それで我が国の南に接しているエデンと同盟を結んでおこうかと思ってな。かの国もウィンドルに接しておるので拒んではこないと思う」


「それは・・・思いきりましたね。教会がうるさいのでは?」


教会は人間至上主義で亜人国であるエデンを敵視している。


「まあ、うるさいだろうが今の教会は信用ならないしの。だからエデンと友好国から同盟まで格上げしようと思ってな」


「まあ、それはわかりました。俺はなにをすれば?」


「うむ。かのエデンに書状を送る。そしてそれを公務としてホムラに任せる。本気度が伝わるじゃろう。そこで其方にはその護衛をお願いしたいのじゃ」


「なるほど。その任務を遂行することで子爵とするわけですね?」


「うむ、その通りじゃ。これは重大な任務じゃ。腕前、人柄、人脈があるお主なら任せられると余は思っておる。受けてくれるかのう?」


「は!もちろんです。その任務必ずや成功させてみせます」


「うむ、よい返事じゃ。ではホムラもそれでいいかの?」


「はい、叔父様。ワタクシも公爵令嬢として行ってまいります」


「よし、ではこの辺で終わりとしよう。ユウマも疲れたじゃろう」


「ええ、正直頭がパンクしそうです・・・」


「ええ、ユウマ殿。気持ちはわかります。お疲れ様でした」


「いえ、宰相様もありがとうございました」


「では団長、ワタクシはまだここに残るのでまた今度話し合いましょう」


「ああ、わかった。ホムラもお疲れさん。では、皆様失礼します」


俺はそう言って部屋を出て、近衛に出口まで案内され王城を出た。


俺は頭が痛いと思いながらなんとか家までたどり着いた。


そして精神的に疲れ果てて、家に帰るなりベッドにダイブし意識が朦朧としてきた。


あ、なんか俺とりあえず準子爵になるみたいです。


そうして俺は意識を失った。

この後はサイドストーリーをいくつか挟んで、幕間は1つで第3章が始まります!

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