表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妹が第三王子に惚れたというので成り上がることにした  作者: おとら@9シリーズ商業化
2章 男爵からとりあえず準子爵になる

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

40/117

家族に報告をする

俺は母上とエリカが居る部屋にノックして入った。


そこには不安な表情をした2人がいた。無理もない。


「ユウマ・・・」 「お兄ちゃん・・・」


「母上、エリカ。俺は戦争にいかなくてはなりません。家のことどうかよろしくお願いします」


「ええ、わかっています。それが貴族当主の務めですから。ただユウマ、元使い手として言いますが回復魔法は万能ではありません。貴方の優しい心を母はとても誇りに思い、嬉しく思います。でも決して無理をして回復魔法を使わないでくださいね。無理をすれば命に関わりますから」


「はい、肝に命じます。でも大丈夫ですよ。今魔力がどんどん上がってきてますから。それに俺1人ではありませんから。ただ決して無理はしないと約束します」


母上はホッと息をついた。


俺がエリカの方を向くと、そこには今にも泣き出しそうなエリカの顔があった。


「お兄ちゃんはちゃんと帰ってくるよね?」


「ああ、もちろんだ。俺がエリカとの約束を守らなかったことがあるか?」


エリカは首をブンブンと横に振った。


「なら心配ないだろ?大丈夫。今回は後方支援らしいしな」


「でも・・・」


「エリカ、俺はお前には笑って送り出してほしいんだ。そうすれば俺はシスコンパワーで元気百倍!必ず帰ってくるだろう」


「ふふ、お兄ちゃんってば」


「そう、それでいい。お前には笑顔がよく似合う」


「わかった!お兄ちゃん気をつけていってきてね!」


エリカは多少無理はしているが笑ってそう言った。


「ああ、では母上、エリカ行ってきます」


そうして俺は部屋から去った。


さて、次はと考えていると叔父上がやって来た。


「よう、ユウマ。気負ってはなさそうだな」


「ええ、不思議とそうですね」


「今回は後方支援だが戦場では何が起こるかわからん。最悪人間を切ることになるが大丈夫か?」


「ええ、大丈夫とはいえませんが割り切ります。戦争ですから。それに盗賊退治も何回か経験あるので」


神妙な表情で「そうか。ならいい。そうだな・・・もうガキじゃなかったな」


俺は怪訝な顔で「どうしたんです?珍しい」


「はは!確かにそうだ。いや、すまん。ちょっと昨日お前がまだ小さく可愛かったころの夢をみてな。柄にもなくセンチな気分になったらしい」


「勘弁してくださいよ。逆に不安になるじゃないですか」


「悪い悪い。まあ、お前の腕なら油断さえしなきゃ大丈夫だろ。俺は戦場に出たとこで役に立たんから王都で待機だ。大物の魔物がでたら頼むと言われたがな」


「そうですね、叔父上は最強の剛剣使い手ですから。本気で剣を振るったら味方ごとバッサリ斬ってしまいますもんね。かといって1人で敵の中突っ込んだら、さすがの叔父上もどうにもなりませんし」


「そうゆうことだ。俺は一対一なら誰にも負けない自信はあるが、集団戦に弱いからな。お前みたいに柔剣の使い手なら戦場でも活躍できるがな」


「まあ、俺は基本回避盾タイプですから。回復役が傷を負うわけにはいきませんし。叔父上は相手の攻撃を受け止めて跳ね返すタイプですもんね」


「ああ、まあそもそも弱い奴と戦ってもつまんねえしな」と叔父上はニカッと笑った。


「はは!叔父上らしいですね。では他にも行かなくてならないところがあるので行ってきますね」


「おう、呼び止めてすまんかったな。じゃあ、気をつけてな」


俺はそのまま家を出て冒険者ギルドへ向かった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ