母上エリスと話し合い
「はぁーやっぱりそうなりますよね。俺は20歳ですが兄貴結婚して子供いるけど女の子でまだ2歳になったばかりですしね」
おれは若干ウンザリしながら母上に言った。
とゆうのも俺は冒険者として生計をたてていて、尚且つ自分のクランを抱えていたからだ。
「ええ、ユウマには申し訳ないけれど我が家は貴方とエリカしか残っていませんから。エリカもまだ12歳なので婿を迎えるのも早いですし」
その母上の言葉を聞くと、俺は食い気味に怒鳴った。
「やります!男爵やりたいです!エリカには結婚なんて早すぎますてゆうか嫁になんてやりません!」
俺がそう言うと、母上はため息をつきながら言った。
「ユウマは本当にエリカが好きねー。まあ異性としてではない純粋な愛情だから安心ですけどあまり構いすぎて嫌われないようにね?」
「はい、気をつけて可愛がります!」
俺は声を大にして言った。
「まあいいわ。幸い今回の戦争は罠にかかったものの負け戦ではなく、司令部でも読めなかったそうだから懲罰金もなく、遺族補償金が出るそうだから貴方の男爵継承に使いましょう」
「えーとなにをすればいいですかね?」
俺は次男とはいえ、あんなにおまえには継がせん!と言っていた親父と兄貴がいた。
なので、自分が男爵を継ぐとは思ってもみなかったので、あまりその辺の勉強はしてこなかった。
「そうね、まずは家庭教師にきてもらい貴族制度や軍制度、あとマナーや暗黙のルールなどを学んでもらいましょう」
俺は気持ちを切り替えた。
「わかりました。やるからには母上やエリカに恥かかせないように頑張ります」
「ありがとう、大丈夫ユウマならきっと立派にやれますわ」
母上はそう微笑んだ。
「さあ、この話はおしまいです。諸々の準備は私がやるのでユウマはエリカや義姉のハルカさんに顔を見せてきなさい」
「わかりました。それでは母上失礼します」
俺は扉を開けまず妹の元に行った。