表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/115

忙しい日々

忙しく、余り書けませんでした。すみませんでした。m(_ _;m)三(m;_ _)m

ユラは、身構えている。主神の隣には、黒髪で赤い瞳の幼い子供がいる。主神は、ユラにこの幼い子供を育てるように、お願いしに来たのだ。


「主神様、その子は元邪神ベーゼですよね?」


「そうだ。1度死んで、魂は異世界に渡り生まれたんだ。けど、元邪神だった影響でこちら側に戻ってしまった。だから、暫くの間だけだ。」


主神は、申し訳ない気持ちで言う。ユラは、深いため息を吐き出す。シアンは、心配そうにユラを見ている。子供は、怯えてユラを見ている。


「主神様、本当に僕の他に預けられないですか?」


「皆、直ぐに彼を殺そうとするか怯えるかだ。」


ユラは、『あー、もう!まったく、そんな事を言われたら断れないじゃん!』とか言いながら部屋を出ていくと戻ってくる。そして、幼子に飲み物とお菓子を出してあげる。主神にも、紅茶をだしている。


何気に、子供には弱いユラであった。


しかし、殺されかけた記憶が消えた訳ではない。ユラは、真剣になって主神を見ている。


「1ヶ月、それまでに彼を帰してあげてください。僕も、それまでなら何をしても彼を守ります。」


すると、主神は苦笑してから呟く。


「ふーん、何をしてもか?」


「はい。例え………記憶が戻り、僕を殺そうとしてもです。ただし、期限は1ヶ月だけですが。」


ユラは、悲しげに笑って言う。


「………お前は、邪神を恨まないのか?」


「そうですね……。本音は、消し灰にしてやりたいくらい恨んでます。でも、彼の気持ちも分からなくもない。まぁ、不幸体質は生きるだけでも苦労しますからね。私も彼も、似た者同士なのですよ。」


主神は、困った表情で笑う。


「ハイリヒ、ありがとうな。」


「おっ、お願いしましゅ………。」


ユラは、苦笑してから幼子を見る。


「君の名は、教えてくれるかな?」


「???」


「名前は、霧波きりなみ春兎はるとだ。」


すると、ユラは驚いた表情をする。3人兄弟の2番目の兄は婿養子に行ったので名字が変わったのだ。


「霧波………。もしかして、君の父親の名は一樹?」


つまり、この子は僕にとって甥って事だ。


「なら、早く帰してやらないと。」


「お前の兄は、その子を愛していないよ。赤い瞳を恐れて、ずっと放置していたしな。」


主神の声に、ユラは苦笑している。長男がしっかりしており、褒められる事のない次男は嫉妬から我儘な性格だった。長男の後ろ姿を、追いかけては次男の一樹にいじめられ泣いていた過去を思い出す。


「………そう、兄さんが。まぁ、あの人は子供が嫌いだしね。僕も、相手にして貰えなかったし。」


正確には、我儘に育ったのでどうすれば良いか分からない。それが、暴力に出てしまっただけ。


「嫌!ここに、居るの!」


「………ユラは、結婚はしないのか?」


ユラは、春兎の頭を撫でてから言う。


「え?結婚ですか、正直に言えばしません。」


「そうか、年頃の女神が騒いでてな。」


主神は、ユラの表情を読もうと視線を向ける。ユラは、疲れた表情で苦々しく呟いた。


「…………そう、ですか…………。」


「その子は、あちらに帰す。」


そう言うと、主神は姿を消してしまった。


「パパ!」


すると、シアンはこける。そして、ユラは固まる。


「えっと、ユラって呼んでね。」


「パパ!」


ユラは、困った表情をするのだった。


ちなみに、1ヶ月後に帰ったが戻ってしまい主神が面倒を見る事になった。ユラは、安心した。




ユラは、紅茶を飲み伸びをする。すると、メイドとヴァイスと主神様が入ってくる。


「それで、今回はどんな厄介事ですか?」


「ユラは、レレット王国の聖女育成学園を知っているか?と言うか、知ってるよな?」


ユラは、キョトンとして首を傾げた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ