表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/115

ノアとの別れ

神々は、古の時代の惨劇を忘れない。神の代行者、ノスタルジアは民に生きるための知識を授けた。しかし、その知識を使い民達は争い続けた。


ノスタルジアは、その争いを止める事に成功した。


自分の作った、破壊兵器を使って力任せに。ノスタルジアは、国王となり破壊兵器を神に渡して封印するように頼み込んだ。勿論、主神はそれを了承し封印した。しかし、鍵をノスタルジアに預けた。


もし、また争いが起きたら止められるように。


しかし、主神の願い悲しくノスタルジアは殺されてしまった。鍵は、ノスタルジアの弟カテーナルに託された。カテーナルは、ノスタルジアの娘に鍵を託し亡くなったとされる。最後は、笑顔で亡くなる。


それから、先祖帰りしたレインが生まれた。


そう、ノアの名前はレイン。ノスタルジアと同じ、髪の色と瞳を持つ古の封印の番人にして神の代行者である。しかし、彼女は弱かった。


そして、竜神であるユラにレインは出会う。


そこで、出会ったのを幸いとユラにレインの面倒をお願いした。嬉しい事に、ユラは子供には優しく真面目にレイン………いや、ノアの事を考えてくれた。


15才で、ノアから番人と代行者の力は消える。ユラは、神として鍵を受けとる役目がある。


そして、晴れて自由になったノアは幸せを掴む。


ノアは、自分以外の者に恋をしている。しかも、相手は平民の男性だ。このまま、自分と居ればその心は結ばれない。だからこそ、最後のお仕事なのだ。


ユラは、アンダート王国の国王ガバリスに歩く。


「ガバリス、良い加減にノアを諦めなよ?」


「お前さえ、お前さえ邪魔しなければ!」


「これ以上、彼女に手を出すのなら………殺す。」


ユラは、神気を纏い美しい笑みで威圧した。


「ちっ、俺は力が欲しいんだ!」


「力に溺れて、周りを見れないお前は可哀想なやつだな。尚更に、ノアを任せる訳にはいけない。」


ユラは、笑顔で笑ってお断りする。


ゴーンゴーン………。ノア、15歳………。


これで、僕の父親としてのお仕事はおしまい。


「私が、宣言する。ノアを、養子から外し自由に生きる事を許す。明日から、ノアは平民だ。」


「でも、路頭に迷うのでは?」


「大丈夫、彼氏さんが助けてくれるさ。」


すると、赤面するノア。ユラは、神気を解除してニヤニヤとノアをみている。


「しっ、師匠は知ってたんですか?」


「恋する乙女は、色々と分かりやすいからね。」


「もう!師匠、知ってたなんて………恥ずかしい。」


「おめでとう、心からお祝いするよ。」


こうして、ノアは平民に嫁に行き、2度とユラの目の前には現れなかった。平民が、侯爵に会うのは難しいからだ。ユラは、分かっていた。


ユラは、医療班室で研究をしている。


「ユラ、主神様が来ているんだが………。」


「え?いったい、何のよう………お断りします!」


ユラは、反射的に言うのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ