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第12話 失踪と失墜

「うーん・・・・」

「おっ、やっと起きたか。死んじまったかと思ったぜ。何度声かけても全然目覚まさなかったからよ。」


僕の隣では既にブローズが木の実をつまみながらくつろいでいた。

昨日の疲れが重くのしかかり、睡眠の沼に沈められていたようだ。

死んだのかと思ったならもう少し焦ってほしいところではある。


「お前が寝ている間時間があったからな。街の方で朝ごはんを頂戴してきたぞ。ここ最近木の実ばっかりだったからな。」

僕の横には食べかけのパンが二つ眠っていた。

「よし、じゃあ食べようぜ。」

どうやら僕が起きてから一緒に食べるつもりだったらしい。

それまで待っていたようだ。


「ありがとうブローズ。」

「なあに日頃の礼だ。」

「そんな。こちらこそだよ。」

「へっ。そうだ、通な食い方を教えてやるよ。」

「おー、どんなのどんなの?」

「ここにブルーベリーの実があるだろう。こいつ単品だと酸っぱくてあまり好ましくないんだが、こいつを潰してそのエキスをパンに塗ると・・・・う~んたまんないねえ。」


僕もブローズの真似をしてブルーベリーを絞り、そのエキスを塗った部分にかじりつく。さすがにジャムとかの方がおいしいが、そんなことはどうでもよい。

友達と何かを共有し、それを楽しむ。

その瞬間こそが美味なものであるからだ。


僕とブローズは瞬く間にパンの平らげたのだった。


「いやー、昨日は猫の野郎に打ち勝ててほんと良かったな。」

「打ち勝ったというかなんというかって感じだけどね。」

「実は俺、猫が苦手だったんだよ。」

「え?どうして?」

ブローズは翼で、自らの口ばしに残る傷跡を指し示す。

「こいつは前の街で野良猫にガリッとやられた時の傷なんだ。」

「あっ、そうだったんだ。」

「そのとき食べるものに困っててよ。なぜか道端に転がっていた魚に、手を付けようとしたんだ。そしたらそれが野良猫野郎の晩御飯だったらしく、見つかった俺は爪で思いっきりひとかき。それ以来猫に恐怖心を抱くようになっちまった。情けねえ話だけどよ。」

「そうだったんだ・・・・」


「でも、この街に来て、ミギノメに会って、人間たちと触れ合って、俺は自分以外の誰かのために自らを犠牲にしてでも生きていく覚悟。それを知った。お前やあの爺さんみたいにな。そしてその心が俺の恐怖心を打ち消してくれて、猫との戦いを支えてくれたんだよ。」


「カラスっていうのは時と場合によっては縄張り意識が強まるし、気性も荒くなる。あの頃の弱かった俺は、あの森のカラスたちからしたら目に余る存在だったんだろうよ。」


人間界にも窓際族という言葉がある。

例外もあるが、マジョリティを主張するグループと性格上の相性が合わないが故に仲間外れにされてゆく。そうして窓際へと追いやられる孤独な人間が生まれてしまうのだ。

誰が悪いというわけでもない。相性が悪かっただけ。

そうした自然現象が当たり前のように起き続けている。


カラス界隈でもきっと同じようなことがあったんだろう。


ブローズがかっこいいものや強いものに憧れを抱く節があるのは、その時のコンプレックスから来るものなのかもしれない。


「ブローズ、僕から見たら今の君は十分強いよ。羨ましいくらいだ。」

「でも俺は他のカラスとの喧嘩には勝てる自信がないぜ?」

「戦いはバトルだけじゃないよ。カラスも人間も、バトルじゃなくたって戦ってるのさ。」

「そういうもんなのか。ああくそ、すまねえな。またしんみりした湿っぽい話しちまった。今日から姫様の訓練が再開するってのによ!あーあ!よし行くぞ!」


半ば無理やりテンションをぶち上げて空へと飛び立ったブローズ。

僕にはその姿が、生命のたくましさそのものを体現しているかのように見えたのだった。



朝食を終え、城に着いた僕たち。

一応ハンナの部屋を確認したが、誰もいなかった。

今日は訓練をするということで間違いなさそうだ。

ブローズはとてもワクワクしている。


以前ハンナが仮想の隠密ミッションに挑んだ訓練場へと向かう。


視界に広がったのは街並みの一角を再現したかのようなセットだ。

この世界にいる大道具係は現代でも通用する技術を持っているだろう。


しかし、ハンナの姿が見えない。

ただ一人メイディがセットの前で椅子にポツンと座っている。

なんだか元気がなさそうだ。年相応の老いを漂わせている。


とりあえず僕とブローズはメイディの足元へと降り立った。

メイディはすぐさま気づき、パッと顔を上げる。


「・・・ごきげんよう二人とも。今ハンナ様は中で小道具の準備中です。」


ため息交じりで言葉を吐くメイディ。ご察しのとおり何かあったような様子。

僕は「どうしたの?」とジェスチャーで聞こうと試みた。


「その動きが表すことが定かではないが、私の様態を気にしていると考えて君たちには話そう。まあ城の者ならそのほとんどが知っていることなのだがね。

実は今朝から私の息子の姿が見当たらないらしいんだ。早朝仕送りのために息子のもとへと向かった兵士が家の中を覗いたところ、そこはもぬけの殻だった。そう先ほどダイナ様から報告を受けたんだ。」

メイディは変わらずため息を吐く。


「まあ今はほぼ絶縁状態であるし、息子は昔から一人でふらっとどこかに行くことがよくあったから、気にしたところでという感じではあるが。一人の親として、やはり気になるものは気になるのだよ。」


メイディは懐から一枚の写真を取り出した。

色褪せてはいるが、可能な限りその綺麗さは保つよう努力されていた。


「もしよかったら、もしよかったらで良いんだ。探してくれとまではいわないが、今後どこかでこの写真に写っている顔を見かけたら、私に一声かけてほしい。きっとそれは私の息子だ。」


僕たちの前に写真が提示される。


「この顔って、爺さんにそっくりじゃねえか。」

「でもなんか・・・・」


写真には二人の男性が映っていた。

右にいるのはメイディで、左は息子だろう。

メイディが若いときはこんな顔だったんだろうなと容易に想像できるほどには顔が似ていた。


だが、二人とも表情がない。

ただの無表情ではない。死んでいる表情だ。

その表情はきっと、生活に余裕のない毎日が生んだ悲劇の産物であろう。


僕はゆっくりと頷いた。

毎度のことながら、頼まれたらそこに迷いはない。


「ありがとう。君がいてくれてよかった。さあそろそろハンナ様が来るであろう。気丈に振舞わねばな。」


そういうとメイディはすくっと立ち上がり、いつものピンと張った背筋の立ち姿に変貌を遂げた。さすがである。


少し時間が経ち、城の方から元気な足音が響き渡ってきた。

ハンナだ。

横には兵士が一人付き添っており、小道具らしきものがパンパンに詰まったリュックサックをハンナの代わりに持っている。


「爺や!」

「ハンナ様、お待ちしておりました。」


メイディはハンナを温かく出迎える。

先ほどまでの悲壮感が嘘のようだ。


「観覧客のお二人もいらしてくれましたよ。」

「あら!ミギノメとフレンちゃんじゃない!」

「そうだ俺そんな名前で呼ばれてるんだった・・・」

「来てくれて嬉しいですわ!今日やることはきっとあなたたちも楽しめることですから!」

「僕たちも?どういうことだろう?」


「君!」

「へい!!」

メイディは別の兵士を一人呼びつけた。


「それではハンナ様。改めてルールを説明しましょう。」

「さっき聞きましたこと覚えていますわ!」


「すみません、不安ですので言わせて下さい。今回のテーマは『変装』です。スパイは敵の目を欺くことが大切になりますから。まずハンナ様は向こうのセット裏で用意した小道具を用いて変装をしてください。準備ができましたら、街から集ったエキストラの面々があの路地を模したセットを数分間往来します。その中にハンナ様は紛れてもらい、この兵士がその紛れたハンナ様を見つけようと目を凝らします。」


「見事兵士に見破られなければハンナ様の勝ち、往来する中で兵士にハンナ様だとバレてしまったらハンナ様の負けということです。」


なるほど、これは僕たちも兵士の立場になって楽しめるというわけだ。


「よろしいですか?」

「もちろんよ!」

「では、セットの裏の方で準備をお願いします。」

「はーい!」


幼気な少女らしい元気なお返事をし、ハンナはセットの裏の方へと駆けて行った。

しばらくこちらは待機だ。


「メイディ様。」

「どうした?」

見破り担当の兵士がメイディに話しかける。


「あのー、本気で当てちゃっていいんでやんすかね?大人げないとか、そういうのは・・・」


この口調。おそらく以前軍団長とともに街中でメイディの噂話をしていた兵士だ。


「もちろん。というより当ててもらわないと困る。これはあくまでハンナ様がスパイになりたがるのを諦めさせるためにやっているのだからな。」

「うーん、そう言われると自信がないでやんす・・・」

「君は軍団長直々の指名でこの役を務めているのだ。自分を信じなさい。」

「わかったでやんす・・」


ヤンス兵は不安げな目をして路地セットの方を見つめる。

目が泳いでいるとはまさにこのことだろう。

なかなかに黒目の位置が定まっていない。


「おいこいつ本当に大丈夫なのかよ。これでも城の兵士なのか?」

「いろんな人間がいるからね。強い人ばかりじゃないんだよ。」



「準備できましたわーーーー!!!!」


セットの裏から透き通るような声が響き渡ってきた。

変装を終えたらしい。


「承知しましたハンナ様。では本番の・・・・」

「どう!似合っているかしら!!」


ハンナは変装を見てもらいたすぎて、思わず表に出てきてしまった。

茶髪で地味目な少女に姿を変えたハンナ。

見てもらいたい気持ちがわかるほどにはその変装のクオリティが高いものであったが、メイディはたまらず頭を抱える。


「ハンナ様・・・・・」

ハンナは目を輝かせながらこちらを見ている。

「・・・・素晴らしい変装ですとも。」

「そうでしょうそうでしょう!!」


ハンナはぴょんぴょんと跳ね回る。


「その調子で別の変装をしてみましょう。」

「えっ、別の変装をするの?」

「当たり前でしょう!ハンナ様の姿がわかった状態で始めても何の意味もありませんよ!」

「えー、そっかぁ」


「体調が治っても天然ぶりは治らず、か。」

「敵わないねハンナには。」



ハンナはとぼとぼとセット裏に戻っていった。

メイディはすぐさま手の空いている兵士を呼びつける。


「君、ハンナ様の準備の見守りと完了の合図を。」

「かしこまりました。」


「メイディ様、ちょっといいでやんすか・・・」

「なんだ今度は。」

「あのクオリティで姫様は変装してくるんでやんすか?自分には難しいでやんすよ・・・。」

「ええい、自信を持たんか。疑いを真実とするには、まず自分を信じるところから始まるのだぞ。」

「そうでやんすか・・・やってみるでやんす・・・・。」



メイディはどさっと近くの椅子に腰かけた。

実の息子のこと、そして息子同然の子のことで随分と疲れてしまったようだ。

こんなメイディ初めて見た。


「(がんばれメイディ・・・)」




「メイディ様!ハンナ様の準備ができました!」

「できましたわー!」

ハンナの見守りを任せられた兵士の声が聞こえてくる。

メイディはその重い腰をグイと持ち上げ、こちらも準備する。


「あー!ハンナ様!まだ出てはだめですよ!」

セット裏からどたどたと音が鳴っている。

どうやら仕事を全うしているようだ。


「では、位置につけ。」

「承知しやした。」


ヤンス兵は路地セットから数十メートルほど離れた位置に立ち、そこを正面からじっと見つめる。


「よし、それでは訓練始め!」


メイディが力強く号令をかけ、訓練がスタートした。

セットの建物と建物の間をエキストラたちが行ったり来たりしたりし始める。

少女はもちろん少年、普通の女性、小柄な男性、おじいさん、おばあさん・・・・。

『人間ってジャンル分けしたらこんな感じですよね』というそのジャンルの大半が今この訓練場に集結してるのではないかと思わされた。

よくぞここまで人を集めたものだ。


「は、はひ・・・・」


ヤンス兵から声が漏れる。

完全に焦燥の渦中にいるようだ。

既にハンナは通り過ぎてしまったのではないかという疑念に駆られているだろう。


「おいミギノメ。これ結構難しくねえか?」

「正直全く分からない。そもそもさっきの変装自体クオリティが高かったからね。人ごみに紛れていたら尚更難しいよ。」


ハンナはどこにいるのだろうか。

何になっているのだろうか。

ヤンス兵から漂う緊張感がこちらへと伝播してくる。


そんな最中、ふとしたタイミングでメイディの顔が一瞬ピクついたのを僕は見逃さなかった。

どうやら今セット間を行き来しているこの集団の中にハンナが紛れているようだ。


先ほどのような地味目な少女。

元気に走り抜けようとしている少年。

朗らかに談笑をしながら歩いている老人夫婦。

のっしのっしと歩く大柄な男。

モデルのように華やかな風をなびかせながら歩く女性。

大きな荷物を背負った商人。


どれなのか。

一体どれなのか。



「あ!ちょっと待つでやんす!」


閃光一閃。

ヤンス兵の攻撃。


その声が突き刺さった人物は、

「そこの大男!あんた怪しいでやんす!」


ゆったりのっしのっしと歩いていた大男が兵士の声に反応し立ち止まる。

これは随分と派手な賭けに出たものだ。

その大男はゆったり目の茶ローブを身に纏っていた。



「え、まじかよ。あいつだけはないと思ってたぜ。」

「妙にあの兵士は自信満々だぞ。どうしたんだろう。」


メイディがヤンス兵のもとに近づく。


「なぜそう思ったんだ?」

「あの男の頭部を見てほしいでやんす!よーーーーく見たら黄色い綺麗な髪がちょろっとはみ出しているでやんす!あれは姫様のものに違いないでやんす!」


大男はこちらを睨んでいる。

果たしてヤンス兵の考察は実を結ぶのだろうか。



大男はまたものっしのっしと歩きこちらに近づいてきた。

ヤンス兵は息を飲む。


「ひ、姫様でやんすか・・・?」


途端、その大男はローブをバッと開いて見せた。

なんとその中では、先ほどハンナを見守る役目を任されていた兵士が肩車をしていたのだ。勝負は決した。

「あーあ!ばれてしまいましたわ!せっかくいい案が浮かんだというのに!」


兵士の上に乗っかっていた女の子は髭やらカツラやらをもそもそと取り外した。

兵士に乗っかっていたのはもちろんハンナだった。


「惜しかったと思いますよ姫様。」

「そうですわよね!こらあなた!」

「ど、どうしたでやんすか姫様!」

「なかなかやるじゃない!もっと偉くなったらどうかしら!」

「いやいやそんな!自分には荷が重いでやんす!」

兵士の肩の上に乗っかったまま、ハンナはヤンス兵を褒めてつかわしていた。


「前からちょっと思ってたんだけどよ、今はまだ若いせいであれだが、ちゃんとそういう風に育てたら立派なスパイになれるんじゃねえか?」

「実は僕も薄々感じてはいたよ、それは。でもそんなこと王様は認めたくないだろうね。」

「複雑だねえ人間ってのは。」


「ハンナ様、発想は素晴らしかったですが詰めが甘かったですな。詰めの甘さはスパイにとっては命取りになりますぞ。」

メイディはハンナを見上げながら忠告する。


「もっと褒めてくれたってよろしくてよ!」

「そうですよ。」

ハンナの下から合いの手を入れてきた兵士を、メイディはキッと睨む。

兵士は目をそらした。


「どうでしょうハンナ様。そろそろスパイに諦めはつきましたか?」

「いいえ!もうここまで来たらこれは()()ですわよ!」

「戦い?誰とのです?」

「爺やに決まっているでしょう!爺やが納得するまで私は訓練を頑張りますわ!」


ハンナは下の兵士に「いけー!」と号令をし、その兵士はハンナを肩に乗せたまま

とっとこと城の中へと走っていった。



「・・・君、よくやったぞ。昇進はないが、今度褒美を与えよう。」

「へい!ありがとうございやす!いやー!よかったでやんす!」


ヤンス兵は大変満足げな表情を浮かべて城へと戻る。


「・・・さて、本日の訓練は終わりです。楽しんでいただけたかな?二人とも。」

メイディは僕たちに声をかけてきた。

その目元はかなり疲れを物語っているが、それでも僕らを気に掛けるとは。

こういうところがダイナ王を惹きつけたのだろう。


「カー!(めっちゃ楽しかったぜ!)」

「・・・その感じですと。楽しめたようですな。別にこれは催しというわけではないですが、どうせなら楽しんでいただきたかった。その願いが叶ってよかった。」


そう言い僕らに軽く礼をしたのち、

メイディは地面に短い線を刻みながら城の方へと戻っていったのだった。





「メイディ、だいぶ疲れた様子だったね。」

「息子が消えたんだろ?無理もない。」

本日の行事を終え、僕らは帰路に就く。


「息子さんのこと探してあげられないかな。」

「・・・現実的ではないな。お前が聞いた話ではあの爺さんはキビシイノ王国の人間なんだろ?キビシイノ王国なんてカホーゴ王国からかなり離れた場所にある。行方不明の息子を探しに行く間に俺たちまでもが行方不明になっちまうよ。」

「見ていることしかできないってことだね・・・・」

「普段通りの生活をしながら、ほんのちょっと人間たちを注視する。それが俺たちのできる最大限ってやつなんじゃねえの。」

「そっか・・・・」



もどかしい。

メイディは人間の言葉がわかる僕に理解を示してくれた。

彼のバックグラウンド、苦労もわかる。

何とかして力になってあげたい。

だがその思いを前にして、今の僕の存在はあまりに非力なものであった。



今日はあまり眠れそうにない。

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