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ヒロイン願望のあるニート女子が、家ごと異世界転移した結果  作者: 下菊みこと


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神官の嫌味

「ジョウコ様、お久しぶりです」


「あ、あの時の神官様…お久しぶりです」


今日はお休みをいただいた日。


週休二日になってだいぶ楽になった。


だが、教会からフェルくんとミカくんを一度バカにした嫌な神官様が来てしまった。


「…今日はどのようなご用件で」


「私的な要件ですよ」


「はぁ…そうですか…」


「なんですかその態度。聖女になったからと言って調子に乗って。そもそも教会がなければ聖女に認定されないのですよ」


「そうですね」


もうやだこの人。


「それで、教会から認められた尊い仕事である慈善事業を週休二日制度にしたそうですね」


「…はい」


「怠け癖は良くないですよ」


フェルくんとミカくんがイオくんとザドくんに口を塞がれながらも暴れている。


喧嘩はしたくないので止めてくれてありがたいが、あれでは四人ともそのうちクタクタになるだろう。


「はい、そうですね。でも倒れたら元も子もないので」


「そうやって言い訳をするのも良くないですね」


「そうですか」


相手したくないなぁ。


「聞き捨てならないな」


そこで、聞こえるはずのない声が聞こえた。

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