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ヒロイン願望のあるニート女子が、家ごと異世界転移した結果  作者: 下菊みこと


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国王の考え

ジョウコはこの国の宝だ。


ジョウコはある日突然エリュシオンに現れた移民だが、エリュシオンにおいても王都においても素晴らしい貢献をしてくれている。


王都では流行り病を治す薬を無償で配ってくれて、皆流行病が治ったしそれ以上流行病が拡散することもなかった。


エリュシオンでは祭りを開催しまくり、エリュシオンを盛り上げるのに貢献したと言う。


さらに今ではエリュシオンにて、慈善事業として安い値段で重症患者を回復させる活動をしている。


おかげでエリュシオンの商人たちはウハウハらしい。


また各地の重症患者たちも治らないものが治ったのだから本当に感謝していると言う。


ジョウコは本当に、この国に貢献してくれている。


そしてあの女嫌いのバラキエルがジョウコと婚約してくれたのも大きい。


あれは悪くすると一生独り身だったかもしれないので、余計なお世話だろうがジョウコには感謝だ。


とはいえ…最近一度ジョウコは倒れたらしい。


それから週休二日で休みを取っているらしいが…あまり無理してほしくないものだ。


ジョウコはこの国の宝だ。


決してまだ、失ってはいけない。


















国王陛下は、真にジョウコとやらの価値をわかっていらっしゃる。


ジョウコはもはや我が国の発展に不可欠。


それほどに我が国に貢献している。


それをきちんと見極め、丁重に扱う国王陛下もまたご立派だ。


ならばこの私もまた、ジョウコの価値を尊重して国民の利益として見せる。


それが宰相たる私の勤めだ。


ああでも、人を見る目に長けた国王陛下に重用していただけるのは有り難い限りだ。


これからも全身全霊で国に尽くそう。


そのためにも…ジョウコ、あなたの力が必要です。


どうか、週休二日と言わず三日でも四日でもいいので体調に気を遣って長生きしてください。


そして末長くこのラダマンティスをお守りください。

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