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ヒロイン願望のあるニート女子が、家ごと異世界転移した結果  作者: 下菊みこと


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今日も聖女として大忙し

聖女となった私。


教会に認められた聖女による、重症患者のみの治療はさらに評判が良くなった。


結果助けを求めてくる人はさらに増えて、元々十時から十七時までノンストップで働いていたのをさらにフル稼働で働くことになった。


具体的に言うと今までは空いた部屋に一人ずつ呼んで瞬時に治してまた次って感じだったのが、今では空いた部屋にぎゅうぎゅう詰めに患者さんを入れて〝エリアヒール〟と名付けた回復魔法で回復させてまた次って感じになった。


これが結構疲れるのだが、魔力はフェルくんの治療とリハビリと特訓のおかげですごく多いので魔力切れは起こしたことはない。


ただそれでも、疲れとストレスは蓄積する。


なのでまた散財してストレス発散して、あと体の疲れを癒したいところ。


ちなみに今は一億と一千万と五百万と細かいお金がある。


五百万ぱっと使って何かできないかな。


あ、そうだ。


「ザドくん、マッサージチェアって作れる?」


「なんだ?それ」


「ふかふかのイス。座ると全身をマッサージしてくれる機能がついた奴」


「なるほど…作れることには作れるが人体には詳しくないから、マッサージの性能がな…」


「なら、俺はよく前の主人のマッサージをしていたのでツボとコツをお教えします」


ということでイオくんの指導のもと、マッサージチェアの設計図を作ってもらった。


そしてセラフィムさんのところで材料を買い付けて、錬金術でザドくんに作ってもらう。


一度試しに座ってみたけど、マッサージチェアとしてかなり優秀で全身の凝りが取れる。


これで四百万ぱっと使ってしまったが、いい買い物ができた。


買い込むことでストレス発散にもなったし。


あとの百万を何に使うか迷ったが、入浴剤を作ってもらうことにした。


「ザドくん、もう一個お願いしてもいい?」


「どうした?」


「入浴剤を作って欲しいの」


「入浴剤?」


「湯船に張ったお湯に入れると、様々な健康と美容に効果が出るお薬みたいなものかな。それでいい匂いもして、リラックス効果もあるの」


私の下手な説明でもザドくんは汲み取ってくれたらしく、頷く。


「わかった。今から言う材料を準備しろ」


私はまたもセラフィムさんのお店に行き、材料を買い足した。


結果百万円でものすごい量の入浴剤ができた。


ラベンダーの香り、バラの香り、森林の香りなど種類は豊富だから飽きは来なさそうだ。


試しに入浴して使ってみると、肌もキレイになりいい香りでリラックスできた。


またも散々してストレス発散できた上に、いい買い物ができた。


そして肌の調子もさらに良くなったし、最高だ。


…その後セラフィムさんがうちに押しかけてきて、マッサージチェアと入浴剤の存在と性能を確認してきて、また定期的に売ってくれとねだられたので、売ることになった。

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― 新着の感想 ―
400万のマッサージチェアと100万の入浴剤かあ。 高過ぎやん! と思ったが、開発費込みなんだよな。きっと。 なら妥当なのかな?
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