表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒロイン願望のあるニート女子が、家ごと異世界転移した結果  作者: 下菊みこと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

58/98

バラキエルの本音

やばい、ジョウコが可愛いかもしれない。


ジョウコが聖女様になり、また今後叙爵されることが決まった。


守ってやるつもりだったのに、守ってやれなかった。


だからせめてもの罪滅ぼしに、ジョウコの盾となるべく婚約を申し出た。


なぜか不思議とジョウコには嫌悪感を感じることもないから、本当にジョウコと結婚するのもいいと思って。


ジョウコも受け入れてくれて、俺たちは晴れて婚約者となった。


だが…ジョウコと婚約してから、どうも俺はおかしくなってしまったようだ。


ジョウコが可愛く見えてしまう。


婚約しただけなのになんでこんなに可愛く感じるんだ。


頭を撫でられた時の嬉しそうな顔、ちょっとした時に照れる顔、俺を心配してくれる時の必死な顔。


その全部がなんだか可愛く感じるんだ。


俺はどこかおかしくなってしまったんだろうか。


まさか魅了魔法?と思って教会で見てもらってみるが何も変わらない。


何も変わらないというか、何の異常もないらしい。


まさかこれが恋とでも言うんだろうか。


俺が。


女に?


恋…。


いや、いやいやいや…まさかそんな。


でも…やっぱりジョウコは可愛い。


あれかな、妹がいたらこんな感じなのか?


親愛の情というやつか、そうか、そうだな、そうに違いない。


だからジョウコがくれた過労死防止用アミュレットを大事に大事に胸ポケットにしまっているのも、妹への情みたいなものだな、うん。

高評価、ブックマークなどありがとうございます!とても励みになります!完結まで頑張っていきますので、楽しんでお付き合いいただければ幸いです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ