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ヒロイン願望のあるニート女子が、家ごと異世界転移した結果  作者: 下菊みこと


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今日も大忙し

今日も今日とて慈善事業で疲れた…大忙しの日々で、休みが全然取れていない。


当たり前だ、手遅れな患者さんを救えるのは私くらいのものだから。


私の回復魔法はそれほど絶大らしいのだ。


でも、このままじゃストレスフルで倒れちゃう。


お休みをもらうのは諦めるとして、それでも仕事時間は十時から十七時に決めているから過労はないと思うけど…。


ストレスはやっぱり、働き詰めだと溜まるよね。


患者さんが治って、患者さんとご家族の笑顔が見られる時は幸せを感じるんだけどね。


家事は奴隷のみんながやってくれるから心配ないからそれもありがたい。


とはいえ、やはりお休みをもらう代わりになるストレス解消法が欲しい…。


お金は働けば働くほど入ってくるから、今は一億と二千万と細かいお金になった。


…二千万パァッと使っても、また貯まるしいいよね?


よし、散財してストレス解消しよう!!!


さて、何で散財しようかな。


着物はこの世界でも私の影響で作られ始めてるけど、まだ私が買いたいと思えるクオリティのものはないし。


簪は…この世界の簪は私が求めているものと趣が違うし。


あ、でもリリーちゃんのくれたイヤリングや簪は積極的に使ってるけどね。


セラフィムさんに貰ったネックレスも、バラキエル様に貰った指輪も同じく使いまくってる。


でも、着物も簪も趣味じゃないなら…何を買ってストレス解消しよう。


洋服にもドレスにも興味ないし、アクセサリーも興味ないし、この世界に車は馬車か牛車くらいだし、あとお金を使う趣味…うーん。


あ、そうだ。


バッグとお財布を買おうかな。


でもそれだけじゃ二千万使いきれないな。


靴も買おうか。


一個じゃなくて何種類か買えば散財できるよね。


よし、買いに行こう!


「みんなー、もう十八時だけどセラフィムさんのお店まだやってるかな」


「この時間ならまだやってますよ」


「二十時頃まで大丈夫だと、お、思います」


「じゃあ買い物するから準備してー」


お夕飯の前に、みんなに護衛と荷物持ちをお願いしてセラフィムさんのお店に行く。


「おお、ジョウコ様。どうされましたか?」


「買い物にきました」


「それはそれは、どうぞお好きなだけ見ていってください」


好きなデザインのバッグとお財布、靴を買い漁る。


セラフィムさんのお店の商品は全体的にクオリティーが高く、価格も高い。


あっという間に二千万使い切ってしまった。


でも良い買い物も出来たし、散財してストレス発散もできたので最高!


「今日もご購入ありがとうございました!」


「いえいえ、こちらこそありがとうございました」


「またいつでもきてくださいね!」


「はい!」


こうして私はストレスを発散して、翌日以降はまた気分良く過ごせるようになった。


もちろんバッグや財布や靴は宝の持ち腐れにならないよう、定期的に使い回している。


着物は金策のためとはいえ一度も袖を通さず売っちゃったものばかりだったから、今回はバッグも財布も靴もちゃんと使い潰すまで使うぞ!

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