海産物フェスの企画
最近、色々な人にあった。
ドワーフの男爵様に、エルフの男爵様に、旅人さんに、剣道の道場の師範さん。
天の声さん的にも、そんな色々な私の出会いは神様方の酒のつまみになったそうで満足な結果だったらしい。
そんな中でセラフィムさんにザドくんの作ってくれたものを売ったりしたのでまた儲けた。
今の所資産は一億と五千万と二百万と細かいお金。
まだ少しだけ金銭的に余裕があるし、ここで一つ、また神様方の暇つぶしに貢献しましょう!
ということでセラフィムさんに会いに行く。
「セラフィムさん、いらっしゃいますか?またちょっとしたご相談があるんですが」
「はい、ここにいますよ!ジョウコ様からのご相談でしたらよろこんで!店の奥へどうぞ」
ということで、セラフィムさんの店の奥へ。
「それで今回は?」
「今回もまた、セラフィムさんに主催を任せて海産物フェスとか…出来ないかなってご相談です」
「海産物フェス?」
「その…このラダマンティス国内のたくさんの美味しい海産物の料理を、会場内で食べ放題!その分入場料をいただきますよ、みたいな…フェスを…」
「またお祭りですか!喜んで!」
なにやら嬉しそうなセラフィムさん。
「じゃあ今回もやってくれますか?」
「もちろんです!」
「こちら準備費用の神聖金貨五十枚です。足りますか?」
「足りますよ!必ず成功しますとも!」
ということで、今度は海産物フェスをやることになった。
これで資金はあと一億と二百万と細かいお金。
…まあ、まだなんとかなるでしょう!




