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ユートピアオンライン~ミミックのアバターを強制された俺はなんだかんだでゲームライフを謳歌する~  作者: 雲英侑李
第1章 ユートピアオンライン1

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第25話 顔合わせとギルドルール

「キキョウ、連れてきたよ。新しいギルドメンバーのヴァルとミルナ。」


「よろしく。」


「よろしくお願いします。」


「よろしく、俺はキキョウ、そっちにいるのがゲルマだ。」


「よろしく。」


「これで5人になったね。それじゃ、今後ギルメン増えるかもだけど、ギルド内でのルールを決めるね。といっても私が守ってほしいことを押し付けることになるけどいいかな?」


「内容によるな。」


「やっぱキキョウはそういうよね。といってもそんなに束縛するようなものじゃないよ。守ってほしいのは2つだけ。ギルメン間での敬語は禁止。ミルナみたいな丁寧語だけはオッケーにしようかな。みんなで和気あいあいと楽しくプレイすること。この2つ。」


「そういうことか。やっぱお前らしいな。」


「でしょ?みんなもそれでいいかな。」


「俺は大丈夫だ。」


「俺も。ミルナもいいよな。」


「うん、大丈夫だよ。」


「それじゃこれは決定ね。あとは家具を買ったり、ギルド内で使用するアイテムとかギルドで管理するアイテムの購入費用とかはギルドの運営資金から出すね。ギルドの運営資金は私とキキョウしか引き出せないようになってるからキキョウは悪用しないこと。ギルドで管理するポーションとかみたいなアイテムは誰でも引き出せるから自由に使っていいよ。できるだけ大切に使ってくれると嬉しいかな。ギルド資金の調達は私とキキョウが中心になってやるけど、ゲルマ以外の他のメンバーにも資金調達とか素材回収に行ってもらうかもしれないからその都度対応お願いね。何か困ったことがあったらメンバーに相談すること。」


「ゲルマ以外ってことはゲルマは別の役割があるってことか?今ラフな格好だからどういうスタイルかわからないんだが。」


「あぁ、言ってなかったね。ゲルマには基本的に戦闘行為をさせないよ。ゲルマは生産職。それもDEX極振りだから闘えないんだよね。レベリングは私が中心になってちょっとずつやっていこうかなって思ってる。」


「DEX極振りの生産職か。これまではソロプレイが中心だったから自分である程度戦える生産職が必要だったけど、最初からギルドに加入できるなら、DEX極振りの生産職が可能なわけだ。」


「その通りだ。それに俺は初期HPが20しかなかったからな。その分1レベルの時点でDEXは80、今8レベルまで上がったから、560だな。」


「凄っ!」


「ってことで、私は今からゲルマを連れてレベル上げに行ってくるよ。生産職が作れる武器や装飾品はDEXの値に応じて増えていく。もっとレベルを上げてこのゲームで一番すごい生産職になってもらわないと。現状だったら私の方がいいもの作れるからね。」


「ちょっと待った。今とんでもないこと言わなかったか?確かに生産職ならDEX560もあり得るだろうが、何で生産職でもないのにそんなに高いんだよ。盗賊職の俺でもだいたい500だぞ。」


「正確には900を超えてるよ。DEXって生産関係だけじゃなくてステータスの高さに応じてスキルやクリティカルの確率、武器を扱う際の技術に補正が入るでしょ?それで結構割り振ってたんだよね。なんせこんな体だからさ。最初は勝手もわからないわけだし{毒霧}しか使えなかったからね。ここで一つみんなに特別な情報をあげようかな。{毒霧}ってクリティカル判定があるんだよ。というかたぶん状態異常系のスキルすべてにクリティカルの判定がある。」


「状態異常系のクリティカル判定?人間のプレイヤーの状態異常といったら拘束系のスキルだが」


「ごめん拘束系は別かも。少なくとも{毒霧}にはクリティカルの判定がある。あのスキルは指定した範囲内に毒成分の含まれた霧をまき散らすというもの。一見クリティカルの要素がないように見えるけれど、この霧が命中したすべてのものに対してクリティカルの判定が行われてる。そしてクリティカルに入った際の恩恵はプレイヤーに対しては{状態異常表示の一時非表示}{毒ダメージの追加}{極低確率で即死}の3つ。プレイヤー以外だと最初の奴が消えるね。」


「確かに普通の状態からだとすごく強くなってるね。」


ミルナが感心している。


「こういう情報も小出しにしていくからね。いまはこれだけだね。最後に1つだけ。ヴァル、ミルナにゲームについて詳細に少しづつでいいから教えていってね。ミルナも1人でクエストに行ったり散策できるようになって欲しいし、もっと楽しんでほしいからさ。」


「そうだね。ヴァル君よろしくね。」


「これまでは俺がずっとついてたけど、そうもいかないかもだからな。わかった俺に任せてくれ。」


「それじゃ、私は今日はログアウトするね。もうすぐ日付が変わるし。それじゃみんな、またねー。」


「全くお前は。いつも自分のよう終わったら去っていこうとするよな。ちょっと待て。俺から一つお前に話しときたいことがある。」


「リアルじゃダメ?なんか今日異常に眠いんだよね。」


「まぁ、リアルでもいいけど、その代わりギルド内での隠し事とかは無しな。全員が公平に楽しく仲良くプレイするには必要なことだろ。」


「そうだね。キキョウが今言ったことのギルドルールに追加するね。聞かれてないことを積極的に話せってことじゃないけど、ゲーム内のことについて隠し事は出来るだけしないように。それじゃおやすみー。」


はぁー。疲れた。他人と話したの久々で疲れたよ。それにしても2人ともいい人だったな。明日からはゲルマのレベリングかな。ゲルマのレベルを早く上げて玉髄を加工できるようになってもらわないとね。玉髄ってDEXどのくらいで加工できるようになるんだろ?

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