表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ユートピアオンライン~ミミックのアバターを強制された俺はなんだかんだでゲームライフを謳歌する~  作者: 雲英侑李
第3章 ユートピアオンライン2

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

192/348

第192話 2つ目のギルド武器

さっそくパンドラの箱を量産し、全員に持たせた。俺以外の全員は俺のスキルを登録、俺はネイを登録した。キキョウ、ネイ、先生、俺以外のメンバーは登録が終わり次第、ログアウトしていった。


「本当に私で良かったの?ゲルマのスキルを登録した方が良かったんじゃない?」


「まぁ、それは否めないかもだけど、それだと先生の唯一性が薄れるし、先生がいてくれることでこのギルドは成り立ってるからね。それよりかは戦闘特化のネイの方がいいかなって。ネイのスキルがあれば色んな武器使えるし。」


「それはそうね。で、ギルド戦争までにもう一つの方も完成させるんでしょ。」


「そのつもり。何がいいか案をもらいたいんだよね。普通の防具とか装飾品は他のギルド武器レベルのものを先生が量産できるし、ちょっと変わったものがいいかなって思うんだけど。」


「確かにそれがいいだろうな。」


「俺も賛成だ。それをどうするかって話だけどな。」


「無難なのはみんなが扱える短刀とかナイフじゃない?」


「確かに。でもそれだとわざわざギルド武器にする意味を感じないんだよねー。」


「だったらユーオンにまだないものを作るのはどう?ゲルマならできるんでしょ?」


「それはアリだね。」


「だな。」


「俺は構わないぞ。素材さえとってきてもらえるなら。」


「投擲とか銃器系は味方を巻き込む可能性があるから無しとして、見た目でわからないものがいいね。」


「魔法使い組のことを考えると近接に持ち込まれた時に武器性能だけで隙を作れるものがいいな。」


「そうはいうけど、そんな都合いいものある?」


ネイの言う通りだ。正直そこまで都合のいい武器ってないんじゃないか?それこそ仕込み刀的な・・・


「鉤爪ってどうかな?」


「鉤爪?」


「そう。出し入れできるようにして鉤爪自体に状態異常付与のスキルがあればそれだけで隙ができるんじゃない?」


「確かに。それなら手袋状にすればギルド武器だとはわかるかもだけど、初見で回避は難しい。それに初見じゃなくても状態異常付与のポーションとかで状態異常の種類を追加もできる。」


「私は賛成だよ。大剣を使う私とキキョウ、後リンちゃんからしたらちょっと勝手が悪いけど、戦闘の幅自体は広がるからね。」


「だな。リンの場合は防御高いからダメージ覚悟で状態異常を入れに行くってこともできる。」


「いいね。色々できそうだし、近々ヴァルとレントルも交えて詳細を決めよっか。」


「だな。先生はそれでいいか?」


「大丈夫だが、状態異常系となると素材が若干厄介だがいいか?」


「そのくらい全然大丈夫だよ。それじゃ草案として2つ目のギルド武器は鉤爪ってことで。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ