表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ユートピアオンライン~ミミックのアバターを強制された俺はなんだかんだでゲームライフを謳歌する~  作者: 雲英侑李
第3章 ユートピアオンライン2

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

100/348

第100話 死

『対象が生物でないため{虐殺者(ジェノサイド)}がキャンセルされました。』


は?対象が生物ではない?どう見ても生物だろ?獣の神だぞ。神は生物ではないさらに上位の存在とでもいうつもりなのか?

流石にまずい。これではAGIでの差を広げられていつか必ず捌ききれなくなる。獣神がオープンしたステータスによると究極悪魔神の残した呪いそして闘気武装は共に残り5分で消滅するらしい。

それまで生き残れるか?全ての攻撃が{不壊}を貫通し、20秒ごとにAGIが上昇する。

もはや無理ゲーでしかないが、これは流石に他のユニークプレイヤーたちが負けたのも頷けるな。ただ、俺は意地でも生き残ってやるぞ。

相手はこちらのスキルに警戒しているのか状況を理解していないのか一旦距離をとっている。しかしこのまま何もしなければ襲ってくるだろう。現にいつでも動けるように構えている。向こうのAGIが上である以上、{反撃領域}の外に出られない俺に勝ち目はない。それでもどうにかして生き残れないものか。

やばい!もう襲いかかってきた。一旦宝箱の姿になり、腕10本で応戦する。数で優位であったためなんとか初撃破防ぐことができた。ただ、その後の攻撃は・・・


気がつくと俺の宝箱の外郭は破壊され、俺のHPが全損していた。


どんどん視界が黒くなっていく。そして目の前に立つ獣神が元の九尾の姿になるのを最後に俺の視界は失われた。

ユートピアオンラインをプレイし、初めて俺は死を味わったのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ