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(四)-2

 またその話かと思っていたが、人だかりが体育館の方へ近づいてきた。女性ばかりの人垣の中心には一人だけ背が高くオールバックの髪型でカッコいいスーツ姿の女性がいた。ママだった。

 体育館にくると、入口のところで様子を見ていた私を見つけて「キイ!」と大声を上げて手を挙げた。

 たったそれだけの挙動だったが、人垣からは黄色い声が一斉に上がった。引退して一〇年以上経つのに男装の麗人っぷりは健在らしい。

 ママはこちらに向けて手を振っていたが、私は恥ずかしくなって中に隠れてしまった。


(続く)

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