上空旅行
はい!今回も英竜王魔法学院にアクセスしていただきありがとうございます!
今回から第2章!龍の郷編となります!
第2章は詳しくわ決めてないんですけど、アレンの修行、高校に入るまでの物語になるかなーと思っているんで読んでみてください!
英竜王魔法学院8話
グレンが森の入口でへこたれてるうちに
アレンはゲンの上に跨り上空をマッハで龍の郷に向かっていた。
「あと、どれぐらいで着きそうだ?」
「うーん、そーじゃのぉ、今のスピードなら
何も邪魔するものがなければ4時間位かの」
「割とあの森から近いんだな、」
「そうだな、近くて魔素量が多いから住み着いてたまであるからな、」
「ところで、邪魔するやつが居なければと言ってたが、なんか居るのか?この空に」
「ん?あぁそうじゃ、ここいらの空をナワバリにする悪魔族がいるんじゃ、人間のレベルで言うと7か8ぐらいのレベルの魔物じゃ
名前をレッドデビルだったはずじゃ」
「レベル7ってどーなの?強いの?」
「ガハハハハ、そうじゃの、お主レベルの化物じゃと弱いに値するわい」
そうこう話している、うちに2時間がたった
もうお互いの雑談にも飽き、
沈黙が流れているとその空気に耐えかねたのか、アレンが口を開く
「なぁ、ゲン、そのレッドデビルってのは、
どーゆう時に出たりするんだ?」
「んー、そうじゃな、奴らは魔物界で言う、
ちょっと強い蚊みたいなもんじゃ、
強い魔力をもった者達にまとわりつき吸血魔法を使い、逃げるんじゃ」
「そーだな、それは蚊、並にうぜぇな」
「てか、そのレッドデビルってどんな姿形なんだ?」
どんな姿、と言われ少々考えたように俯いた。
「うーん、我はここ10年遭遇し取らんし、どんな姿形だったかは……あ!そうじゃ!赤い鬼のような顔をしていたはずじゃ!」
すると、アレンは周りをキョロキョロし、
斜め後ろをじっと見つめた。
「なぁ、ゲン、レッドデビルってもしかしてあんなんか?」
ゲンはその言葉を聞き一時停止し後ろを振り返る。
「ん?そうじゃ!そうじゃ!あれじゃあれ!」
それを聞き。アレンは顔から汗がつーっとつたった
「おい、あれ不味くないか?俺の魔力感知だと……あのレッドデビル、100はいるんだが……?!」
「レッドデビルが?100?そんなの見たことも無いわ!あの魔物はせいぜい3、4体のグループじゃぞ?この空のどっかに途方もない魔力をもった奴らのカモになりそうな、生物でもいるんではないか?ガハハハハ!」
アレンの顔を伝う汗の量が次第におおくなる……
「おい、ゲン!あいつらがかもにする生物って……人間もか?」
「まぁ人間にそこまでの魔力を持つやつが居らんが相当腹が減ったりした場合は襲うと思うぞ……って人間??おい!まさか人間って
お主、人間じゃないかぁ!!」
アレンとゲンは顔を見や合わせ生唾を飲んだ……
「おい!どーすんだよ!あいつらこっちに向かってくるぞ?!逃げれねーのかよ!」
「無、無理じゃ!逃げ足だけは最速の魔物じゃぞ直ぐに追いつかれるわ!」
「はぁ?!なんだよ、使えねぇ龍だな!」
「何だと?!貴様、今すぐ降りろお前を今から喰ってやる!」
と、アレン達が小競り合いをしている間に
レッドデビル達はアレン達を囲むように現れた。
「おい、おい、どーするよ。囲まれちまったぞ」
「もーこーなったらこいつらを蹴散らすしか、ないじゃろ!ガハハハハ、そろそろ暴れたくなってきた頃合いじゃ!」
「はぁーしゃーねーか!ゲンお前が後ろの50
俺が前の50やるいいな?!」
「よっしゃ、分かったわい!」
それを聞き、アレンはゲンの背中から飛び下り、浮遊魔法を唱えた。
戦闘態勢に入った、アレンやゲンを前に
レッドデビルが口を開いた
「ガ ガ ガ オマエタチ……オレタチノエサ
オトナシク……チ…スワセロ」
「へっ、セリフが完全に3流の雑魚だな!
御託はいいからさっさとかかってこいよ!
どっかのバカでかい龍にボコボコにされて、
イライラしてたんだ!」
その言葉を聞いたか否かその瞬間に、
レッドデビル達はアレンに一斉に向かってくる。
「ほっ!やっ!あーらよっと!」
アレンはレッドデビル達の攻撃を優雅に躱し
おちょくるかのようにも見える。
すると後ろからドォォォォォン!!と
音共に衝撃がはしった、
アレンが振り向くとゲンの前にいた、
50体ものレッドデビルは消し炭と化していた。
「ふぅ、雑魚が、誰の血を吸おうとしたか、あの世で後悔するがよい、」
「というか、アレン!おぬしこんな雑魚ども相手にまだ時間かかっとるのか?こんなじゃ先が思いやられ……」
ゲンがアレンを小馬鹿にしようと、後ろを振り返り、言葉を言い終わるか否かの瞬間こちらでも、
バシュンンンンンンンン!!
とレッドデビル達をイカヅチが走った。
「あ?なんか言ったか?」
「別に……なんも言っとらぞ?まぁこのぐらい当然じゃなって思っただけじゃ!」
フフフフフとお互い笑いながら睨み合っている。
「さて、とんだ邪魔が入ったが、行くかの」
と、アレンはまたゲンの背中に跨り飛行を続けた。
あれからしばらくすると前方に3つの巨大な山がそびえ立っていた。するとゲンは3つのうちのちょうど真ん中あたりを指さした。
「アレン、見えるか?あの3つの巨大な山の真ん中あたりに洞窟があるのじゃが」
アレンはゲンの背中から探知魔法と望遠魔法を使い、ゲンが指さす方向を見つめた。
「あぁあるな、あの巨大な穴か…」
そうじゃ!そうじゃ!とテンションが急に高くなったゲンが頷きそのまま降下して行った。
「よし!着いたぞい、ここに来るのも10年ぶりなんでな、少々我もテンションが上がるわい!」
「ここが龍の郷の入口……かここで俺はどこまで強くなれるか……いや、強くなってやる英竜王になり、親の秘密を知る為にも……」
そう言いアレンは、龍の郷への入口と見られる。洞窟に足を踏み入れた。
続く
はーい!今回も英竜王魔法学院を読んでくださってありがとうございます!
前書きでも言った通り今回から第2章に入りました!
基本、僕が最強チート系のキャラが好きなので、
これからもアレンは最強キャラで行きたいと思います!
感想とかももっと書いて欲しいなーと思っております
次回からも英竜王魔法学院をよろしくお願いします!