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英竜王魔法学院  作者: わーくす
魔森編
7/10

旅立ち

はーい!今回も英竜王魔法学院を読もうとしてくださってありがとうございます!

今日の話で一応、第1章は完結です!

銀髪の少女が中心に回るお話なんで、

読んでみてください!

英竜王魔法学院 7話


「お兄さん、達は……誰?……ここは…どこ?

私は……誰?……」


そう、銀髪の少女は言った


「いや、それは俺らが聞きたいわけだが、

自分のことも分からないのか?どこから来たとか、」


銀髪の少女はしばらく考えるように黙り

しばらくすると口を開いた


「何も……思い出せないの、私は誰?ここはどこなの?あなた達は誰なの?」


「記憶喪失か……厄介だな、

まぁそれは後で考えるか!

俺の名前は龍ヶ峰アレン、このオッサンによると俺は龍王族の生き残りらしい。」


「誰がオッサンじゃ!貴様、喰らうぞ

我は偉大なる第12龍族が1頭

幻魔龍ぞ!まぁ今は色々あり、ゲンと呼ばれている」


銀髪の少女は少し戸惑ったように2人の名前を繰り返す


「りゅーがみねあれん、に、げんまーなんとか?」

「幻魔龍じゃ!もう良い!簡単にゲンで良い!」


そのやり取りにアレンは笑いながら言う


「子供には分かりにくい名前してんだよ笑

お前は、もう改名しちまえよ、ゲン龍って笑」

「何だと?!貴様、我が名前にケチをつける気か!それになんだゲン龍とは減量してる奴みたいではないか!」

「うわぁ……面白くねぇー例え……」



アレンはゲンをシラケた目で見る。


「よし、貴様そこに立て、今スグ喰ってやろう!」

「お!やんのか?もう片腕も貰ってやるよ!」


クスクスクス

アレンとゲンのしょうもないやり取りに銀髪の少女は笑う。


「お兄さん達おもしろい、」


少女が笑うと、アレンもゲンもお互い朗らかな空気なる。



「さて、とどーしますかこの子、名前が無いのも不便だしどこかに送ることも出来ないからなー」


「そうじゃの。中々難儀な問題じゃ」


アレンとゲンが手を込まねいて考え込んでいる。しばらくの間、3人の間には沈黙が流れた。

するとその沈黙を破るように少女ガ口を開く、


「なら!私!アレンお兄ちゃんの妹になる!」


「」


「」



『ハァァァァァァァァァァァア?!』


ゲンとアレンの声が息ぴったしにあい、

声が森中に谺響する。


二人共息ぴったし〜と少女はケラケラ笑っている。


「えーと、なぁ妹になりたいって言われてもな……」

「ガハハハハ!ええじゃないか!別に何かが減るもんでもなしに!」

「おい!てめぇ他人事だと思って完全に遊んでやがるな!」


すると少女はアレンの顔色を伺う様な顔で

見つめる。


「私が、妹だと迷惑?」


ウルウルと目を光らせてアレンを見つめる。

その目に押され、アレンは考え込む……



「わかった、、分かったよ!いいよもういいよ!今日からお前は俺の妹だよ!」


それを聞き少女は飛び跳ねながら喜んだ。


「ヤッターヤッター今日からアレンお兄ちゃんだーー」


「龍王族の子言えど女の子には形無しのようじゃの!ガハハハハガハハハハ!」


ゲンがアレンを冷やかすような目で言う


「ちっ……で名前はどうするんだ、龍ヶ峰は苗字だし何かつけたい名前とかあるのか?」


「うーーん、アレンお兄ちゃんが決めていいよ!」


「そうか、ならお前の名前は今日から!

龍ヶ峰ミオンだ!」


「りゅーがみねミオン…いい!いいよ!お兄ちゃん気に入った!ミオン!ミオン!

私の名前はミ!オ!ン!」


ミオンは嬉しそうに飛び跳ねたり走り回ったりした

そこにゲンはアレンに問いかける


「ひとまず、問題は解決したわけじゃが、お主これからどーするのじゃ?」

「そーだな、とりあえず今日は色々ありすぎたし、森の入口にいる、グレンに報告だなそれでミオンを預けるか」


するとゲンはアレンにひとつの提案をする。


「お主、龍の郷に来てみんか?これからどうするにしても英竜王魔法学院に入るのは確定なのじゃろ?なら体を鍛えるところが必要なはずじゃ、その分龍の郷はうってつけじゃぞ?」


「そうか……そんな所があるのか、そうだな、先祖が残した負の遺産、であるカオスドラゴンが現れないとも限らないし。力を付けるにはもってこいか…………よし!ゲン!俺を龍の郷に連れてけ!」


アレンの決断に、ゲンは高らかにいつもの様に笑う


「ガハハハハそうかそうか!決断が早いのはいい事じゃ!今すぐ行くか?」


「そうだな、とりあえず家に帰る、事情も説明したいしゲンもついてきてくれ」


「分かったわい」


そう聞くと、アレンは右手で魔法紋を作り出した、

「よし、ミオン、ゲン捕まれ転移するぞ」

「てんいってなーに?」

「お主、転移魔法まで使えたのか……」


2人の口々の答えを無視しアレンは転移魔法でグレンの元に移動した。


「うわぁっびっくりした…なんだアレンか驚かすなよって……そこの2人……は?って色々言いたいことも質問もあるぞ!あとどんだけ森にいたんだ、何があった?!」


グレンは食い気味にアレンに尋ねる。


「と、とりあえず、紹介と事情を説明するよ」


アレンは今までこの森で何が起きたかをこと細かく説明した、

森の中央に龍がいた事、死闘を繰り広げた事

少女を見つけ、妹にした事

全部の事を説明し終わった頃にはグレンはの頭は真っ白になり素っ頓狂な顔をしていた


「はぁ…事情はわかった、この森に龍が居たとか信じられんが、嘘って感じでもなかったしな、で、だこの子?ミオンちゃんの事はわかった、預かろう。

だが、このおじさん誰?1っつも触れなかったぞ?!」


それを聞きゲンは呆れたようにガハハハハと笑い応えた


「だから、先程話に出てきて、このアレンの奴をボコしてやった龍じゃ!」


ボコしたの所にアァん?とアレンは反応するがそこはゲンは無視をする。


「そうかそうか、さっきの龍ねそーゆーことか!アハアハアッハッハー……って

龍ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥう??!」


「ガハハハハ!!アレン!お主の親父は面白いではないか!ここまで驚かれるとは思ってもみなかったわい!」

「いや、普通は驚くと思うけどな」


と、呆れた顔をでアレンはゲンを見つめた


「龍って冗談をそもそもどうみたってあんた、姿形、人じゃないか龍だなんて冗談を……」


と言い方けたときにゲンは元の龍のサイズへとみるみる戻っていった


「どうみたって龍の形には…………って龍ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」

2度目でもここまで驚くかと言わんばかりの声をはりあげる


「どうじゃ?これで信用出来たか?」

「アハアハアッハッハーこれが夢であって欲しいよ」

グレンは口をあんぐりさせ、目を見開き、放心状態になっている。


「話が進まないからもう要件だけゆうぞ?グレン俺は今からこの龍、ゲンと龍の郷に行く、

だからその間にミオンを預かっといてくれ遅くて3年早くて1年で帰ってくるつもりだから

母さんを何とか丸め込んでくれ!!」


そう言うとアレンはゲンの背中に跨った、


「そ、そんな、アレン!母さんに殺されちまうよ!」


「そんときはミオンを盾に使え!なら行ってくる!」


そう言うとゲンとアレンは羽ばたき飛んで行きみるみるうちに小さくなっていく


「そ、そんなぁぁ〜」

ガクンっと膝から崩れ落ちるグレンにミオンが声をかける


「これから、よろしくね?グレンおじさん!」


「はぁこれをあいつにどう説明したもんか……

帰りたくないな……」


第1章…完




続く

はい!英竜王魔法学院7話を読んでくださって!

ありがとうございます!

第1章は完結しましたね!

第2章は龍の郷編ですねどれくらい続くかはまだ考えてないんですが。笑

これからもどんどん書いていきたいと思います。


今書いてるのが日曜日なんですけど、土日は時間があるからゆったり考えながらかけるんですけど、平日だと講義などあって中々ゆったり出来ないんで貴重な休みにしています!

明日からも!英竜王魔法学院宜しくお願いします!

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