10年前
その場所は一言で現すと秘境の地。
断崖絶壁の下にはマグマがあり落ちたら死は免れられない場所である。
英龍王決定戦はそこで行われる
そこに立つ2人が今回の20年ぶりになる英龍王決定戦である
片方は龍ヶ峰アレン18歳
もう片方は赤い髪を後ろでちょんまげのように結び片目には刀傷と思われる傷がある
現在の英竜王である
「ハァハァハァ…やっとここまで来た、お前をぶっ倒して俺が英龍王だ」
そう言言い放ちアレンは上空に魔法紋を浮かびあがせ前に迫った
その戦いから時は遡り10年前、アレンが8歳の頃に戻る
アレンは捨て子で親の素性が不明であり国から大きく離れた小さな村にのとある家の前に捨てられている所をウル夫妻に拾われた
ウル夫妻は元魔法軍人に務めてい
ウル夫妻の夫の方が名前をウル・グレン 妻の方をウル・ティアと言う
アレン現在8歳
アレンは朝8時頃に目覚め眠い目を擦りながら2階から1階のリビングへと向かう
「グレン、ティアおはよう」
「おい、アレン眠そうにしてないで早くご飯を食え
トレーニングに行くぞ」
グレンは割とせっかちで起きてすぐでもトレーニングへと連れ出そうとする。
「そんな急がせなくてもいいでしょ、夜までは時間があるのだから、おはようアレンゆっくりおたべ」
と穏やかな口調でティアが言う
ティアも元魔法軍人なのだがそれ以外のことはグレンもティアも話してくれない
「甘やかすな、もうアレンは8歳だ国の貴族達は5歳から特訓をしている!これでも遅い方だ」
「それでも、まだ8歳ですよ子供なんです、外で遊ぶのが仕事みたいなものなんです!」
「いいよ、ティア、もうグレンの特訓には慣れたからさ」
「そう?でも家の前にアレンが捨てられていた時はほんとにびっくりしたわね」
「あぁそうだな名前と一言英竜王になれ!とだけ書いてある紙を貼って揺りかごに入っていたんだからな、しかも漢字とカタカナ両方が名前に着いている、こんなやつは見たことも聞いたこともなかったからな偉く驚いたよ」
「もう、そんな昔のことはいいから行こ早く魔法の特訓するんだろ?」
そう言うとグレンはご飯をかっこみ
上着を羽織った
「よし、じゃあ行くか、ティア今日はご飯だけ用意しといてくれ魔物を狩ってくるから」
「 はい、はい、分かりましたよでもアレンちゃんに何かあったら分かってますよね?ね?」
時々ティアは怖くなる、こうなるとグレンも俺も従うしか無くなる
「わ、分かってるよ心配するな」
食い気味にくるティアに押されながらも答える
「 も、もう行くからなよし行ってきます」
と駆け出し家を飛び出して行った
「気をつけてね〜」
ティアが家の前で手を振っている
「 で、グレン今日もあそこに行くのか?」
そういつもは村から歩いて5キロ位の位置にあり
村人は決して近寄らない森がある名前は安直だが魔森と言う
「よし、じゃあ俺は入口で待ってるから
自分が倒せるギリギリの強さの魔物を見極めて狩ってこい」
相変わらず適当でスパルタな親だ
「分かったよ、1匹でいいのか?」
「 あぁ1匹でも2匹でも何匹でもいいぞ」
「らくらくなトレーニングだな」
そう言ってアレンは手を前にかざし魔法紋を作り魔森の見取り図を浮かび上がらせた
「おい!アレン今、お前詠唱したか?」
グレンがド肝を抜かれたような顔をしているこの顔をは3歳の時におねしょ感覚で馬小屋を燃やしてしまったと気と同じ顔をしている口をあんぐりさせ目を見開いているいつ見ても面白い
「イメージしただけで出来るもんじゃないのか?魔法って」
「なわけねぇだろ!魔法って言うのは魔法の形状属性を知り尽くし構築し詠唱するそれで初めて魔法紋が出来るんだよ、無詠唱魔法とか見たことも聞いたことも無いぞ、企画外にも程がある」
「そんなに凄いことなのか?普通に前から使えたそぞ、とりあえず行ってくる」
グレンが驚きすぎな気もするがとりあえず森入ろうか
アレンはそのまま探知魔法を浮かばせ森へ歩いて行った。
【英龍王魔法学院 学院生英龍王】
これは魔法が織り成す世界のトップ校の最強最高の称号である。
この英竜王魔法学院、通称龍王学院は小、中、高、大
と4つある国最高の学園である小学生の頃から学院に在籍している学生は全員が貴族の純粋な魔法使いの血族である、学院には和属性魔法使いと外属性魔法使いの2種類があり基本的にどちらか片方の属性を生まれつき所持しておりその名残なのか和属性魔法を使うものは名前は漢字などで、外属性はカタカナなどの名前表記である。そんな学院へ今年編入生として入学する物がいる名を。
龍ヶ峰アレン
これはアレンが最強最高の称号を手に入れる物語である。
2話目見てくれてありがとう!
暇つぶし程度に投稿していくんでまたみてください!わーくすでした!